「スッキリ」降板でも月収600万!? 箕輪厚介の「性ハラ自粛」はかすり傷だった

 6月9日、情報番組「スッキリ」(日本テレビ系)が、火曜コメンテーターを務めていた「幻冬舎」に勤める編集者・箕輪厚介氏の謝罪コメントを発表した。箕輪氏は、女性ライターへの性ハラ疑惑が「文春オンライン」で報じられたことを受け、今後の出演を取りやめるという。

「番組の終盤、『スッキリ』は箕輪氏から寄せられたというメッセージを紹介。そこで『一連の問題で不快な思いをさせて申し訳ありません。(略)コメンテーターという仕事をするのにふさわしくないと考え、自分なりのけじめとして『スッキリ』をはじめとしたテレビ番組の出演は全て自粛することにしました』と彼の言葉を読み上げ、謝罪と出演自粛の申し入れがあったことを明かしました。この件についてMCの加藤浩次は、箕輪氏に『(性ハラ報道について)この場でしっかり発言して頂きたい』と訴えていたそう。しかし結局、何の説明もなく自粛に入ったことで、加藤は『コメンテーターという立場でテレビに出てるということは、何かあった時、そこでやっぱり言葉を紡いでいかないと。そして反省があるんだったら、その場で言うのがテレビに出てる人間のやらなきゃいけないことじゃないか』と怒りを滲ませました」(テレビ誌記者)

 この放送後、加藤の発言について視聴者からは「身内の不祥事を謝罪文の代読だけで済ませない加藤のコメントは好感が持てる」「加藤さんの言う通りだ。コメンテーターなら言葉でしっかり説明するべき」「加藤のコメントにスッキリした!」と称賛の声が飛び交った。

 そんな中、箕輪氏は「スッキリ」を含めた他のテレビ番組出演の自粛もツイッターで発表。しかし、彼が運営するオンラインサロンは続けていく可能性が高いという。

「箕輪氏は自身のツイッターで、テレビ番組の出演自粛や書籍レーベル『NewsPicks Book』の編集長を退任すると発表しました。しかし、1000名以上が参加者登録していると言われる月額5940円から1000円の有料サロンへの言及はありません。過去のインタビューによると、彼は2018年の時点で『オンラインサロンでの収入は月600万円』と語っており、今回の件で会員数が減るとしても、ビジネスのため続けていく可能性が高いでしょう。ですがネットでは『自粛と言ってもサロンを続けるなら、あまり彼に影響がないのでは?』『サロンは自粛しないんだね』と苦言が飛び交っています」(芸能記者)

 サロンといえば先日、箕輪氏が会員向け動画の中で、告発した女性ライターに対して罵詈雑言を浴びせたことが明らかとなり、問題となった。今後は、アンチの少ないサロン内でも過激な言動は慎んだほうがよさそうだ。

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