「半沢」支える菅野美穂の倹約ライフ「買い物はママチャリ」「デートは電車」

「ラリーと似ているのかな。壁打ちしているようなお芝居をしている時が自分でもあるんですよ。それは非常によくないし、終わった後に自分のお芝居しか記憶がないときはたいした芝居はしてないんじゃないか」

 YouTubeのサントリー公式チャンネルにて公開された動画「話そう。みんなで」において、独自の演技論を語ったのは俳優の堺雅人。同動画には総勢37名の有名人が登場。それぞれ3〜4人のグループにわかれてトークを行うが、堺は渋野日向子、松岡修造、宮里藍とともに、コロナ禍での過ごし方などについて語り合った。

「堺といえば4月クールで放送予定だった『半沢直樹』が撮影中断となり、一部メディアではモチベーションの維持が困難ではないか、とも書かれましたがそんな心配は無用のようですね。『話そう。みんなで』のグループトークでも、コロナ禍の生活について『変わらないんですよ。台本が届かない期間が長いだけ』と語っていましたが、プロフェッショナルな姿勢は変わらない様子。新しく『半沢メンバー』となった賀来賢人もトーク番組で超高速のセリフでも『1回も間違えない』と、その集中力を絶賛していましたね」(芸能記者)

 そんな堺の支えとなっているのが2013年に結婚し、これまで2児をもうけた妻・菅野美穂の存在だ。

「2人目となる長女が産まれた際、堺は『できるかぎりの時間と労力を育児に費やしていくつもりです』というコメントを発表しましたが、菅野としては『仕事に専念してほしい』という気持ちが強く、堺に余計な心配をかけさせまいと、家事から育児まですべてきっちりこなしています。堺が7年ぶりとなる『半沢』への出演に踏み切ったのも菅野の後押しがあったから。そんな堺・菅野夫妻は倹約家としても知られ、先日発売された『FRIDAY』では菅野がママチャリで疾走する姿をキャッチされていましたね。写真を見たところ、マスクはお手製で、電動チャリもごく普通の“国産車”。買い物かごにはチンゲン菜と、いいお母さんをしている様子。時折、都内の高級スーパーに2人で現れては、高級食材を買い込んでデリバリーしてもらっているようですが、堺家の生活はいたって質素。結婚したての頃は、よく電車でデートしていたそうですが、周囲は誰も気づかなかったそうです。堺に関しては、売れない劇団俳優として過ごした時期が長かったせいか、ぜいたくにはいっさい興味がない。私服もいたってカジュアルで、“芸能人オーラ”はゼロのようです」(前出・芸能記者)

 今回の「半沢直樹」は堺にとって、「Dr.倫太郎」(日本テレビ系)以来、5年ぶりとなる連続ドラマだが、この倹約ぶりなら、仕事をセーブしても食うには困らなそうだ。

(竹下光)

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