宇梶先輩の“コロナ珍談”「どんどんお湯を」ニセ情報拡散で男を上げたって!?

 本人にとっては赤っ恥? この緊急事態でウソを拡散してしまったことで「穴があったら入りたい」心境かもしれないのに、世間からの好感度が急上昇!

 そんなまさかの逆転現象の渦中にいるのが、俳優の宇梶剛士。スクープを報じたのは、4月14日配信の「週刊女性PRIME」。その記事によれば、宇梶はある情報筋から、猛威を振るっている新型コロナウイルスの「予防法」を入手。それを「すごい情報をつかんだ!」と信じきってしまい、LINEなどを使って知り合いの後輩たちなどに拡散してしまったのだとか。ところが……。

「宇梶さんがつかんだというのは、どんどんお湯を飲むとコロナ対策に効果的という情報。でも、これは何の根拠もないウソ情報なんです。LINEなどでコロナの“ニセ予防法”が出回っているのはすでに問題になっていて、実は私のところにも芸能界の知り合いから『口が渇くとコロナウイルスも繁殖するので15分起きに水を飲みなさい。そうすればウイルスは胃に落ちていって胃酸で死滅する』という情報が来たことがあります。確かに口が渇いて唾液の分泌量が減ると、風邪のウイルスなども繁殖しやすいですし『まあそうだよね』とは思いましたが、胃に落ちて胃酸で死滅するなんてありえないとは思いました(笑)。宇梶さんがつかんだのもそうした類のものだと思いますが、その情報を鵜呑みにしてしまったようですね。そして、『暴走族総長伝説』でも有名な宇梶さんは仲間思いの性格でも知られていますから、そのウソ情報を拡散してしまったという流れのようです。宇梶さんも騙された被害者側とはいえ、それを拡散してしまっては、ふつうに考えれば迷惑な話にもなりかねません。でも、そんなウソ情報の拡散で宇梶さんの好感度が上がっているのですから、何がどう転ぶかわかりませんね」(女性誌ライター)

 どうして“お騒がせ”の張本人の好感度が上がっているのかといえば、「きちんと予防を考えたり自粛をしている」「他人を気遣うまっすぐな性格がにじみ出ている」という印象を世間の人たちに抱かせたからだとか。

 他の芸能人に目を向ければ、安倍昭恵夫人と「3密花見」をしていたアイドル、ワイドショーで自粛を促すコメントをしながらプライベートでは誕生会を開いていた女芸人などが悪目立ち。

 スポーツ界でも女性がらみの食事会で感染した有名野球選手もいるなど、世間の人たちの我慢や自粛をあざ笑うような行動が目につく。それに引き換え、ウソ情報でも信じきって仲間に拡散した宇梶に対して、茶化すようなコメントはほぼゼロ。「すごくイイ人だと思う」「周囲への感染に気をつけてる証拠」「本人は絶対に3密の場所なんかに行ってないはず」「ウソ情報でも送ってくれると心配してくれてるんだなと温かい気持ちになると思う」という称賛ばかりが集まるほど。中には「芸能人の鑑かも」と、有名人には率先して自粛や予防をしてほしいという一般人の気持ちがこもったひと言まで。ニセ情報を拡散して男を上げるとは珍しい話だが、それも宇梶のキャラクターゆえかもしれない。

“宇梶先輩”のような人が政治家だったら、弱きを助ける人情味溢れる対策を立ててくれるのかも?

(飯野さつき)

エンタメ