アメフト1部に参戦、元「withB」コージの「客寄せパンダ説」は大間違い!

 かつてブルゾンちえみを上半身むき出しのマッチョスタイルで支えた「with B」こと「ブリリアン」の“コージ”として活躍していたコージ・トクダが3月30日、アメフトの社会人チーム「みらいふ福岡SUNS」への入団会見に臨んだ。日本ではあまり馴染みのないアメフトで、選手入団が一般メディアに取り上げられるのは異例で、コージへの関心の高さをあらためて実感させた形だ。スポーツライターはこう語る。

「コージが法政大学アメフト部の出身で、学生日本一を決める甲子園ボウルに出場していたことは広く知られています。ただ卒業とともに競技生活に終止符を持ち、10年のブランクがあることから、アメフト復帰を表明した時にはレベルの高い1部リーグには通用しないと見られていました。ところがふたを開けてみれば『X1 AREA』に所属する福岡SUNSに入団したのですから、アメフトファンも驚いています」

 そのコージとともに入団会見に臨んだチームメイトの栗原崇は、法政アメフト部での同期。2016年シーズンにはMVPも獲得しており、本場アメリカのNFLにも挑戦したことがある実力派のWR(ワイドレシーバー)だ。

 それゆえ一部からは実力の栗原、そして客寄せパンダのコージをセットで獲得したとの声もあがっている。しかもコージは生活の本拠は東京に置いたままで、福岡には全体練習のたびに足を運ぶという二重生活を宣言。それで果たして戦力になるのかとの疑問が浮かぶのももっともだが、前出のスポーツライターはこんな見立てを口にする。

「たしかに復帰当初はプレーの速さについていけないでしょうし、アメフトは複雑な戦術を駆使する競技であることから、チーム戦術の理解もおぼつかないはず。そして32歳という年齢への不安があるのももっともです。ただコージは芸能界で活動しながら現役選手さながらのトレーニングを積んでおり、コンディション面はバッチリ。これまで大きなケガとは無縁でいられたこともあり、DE(ディフェンスエンド)というポジションに求められる体重に戻すプロセスさえこなせば、体力面では現役選手とそん色はないはずです」

 それに加えて、法政アメフト部のキャプテンを務めた経験は10年後の現在もなお体に染みついており、地元・九州の大学出身者が多い福岡SUNSでは、早い時点でリーダーシップを取れる可能性もある。なによりブリリアンという知名度のあるコンビを解散してまでアメフトに復帰した心意気は、チームの仲間にも確実に響くはずだというのだ。

「究極のチームスポーツとも言われるアメフトでは規律(ディシプリン)と自己犠牲(サクリファイス)、そして責任感(アカウンタビリティ)が重要。コージの来歴と実績がその3つを示しているのは明らかで、東京と福岡での二重生活も、タレント活動を続けることでチームの盛り上げに貢献できるからとの理由を明確にしています。人は背負うものが大きければ大きいほど力を発揮できるもの。もはやコージのアメフト復帰には期待しかないと断言していいでしょう」(前出・スポーツライター)

 かつてユニットを組んだ“ブルゾンちえみ”改め藤原史織は、新たにYouTubeチャンネルを開設するなど我が道を進んでいる。お互いに違った方向で切磋琢磨するも、強い想いを持って新たな道に踏み出したという点では、同じ気持ちを抱いているのかもしれない。

(北野大知)

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