アインシュタイン・河井が東京進出で狙う?麒麟・田村が儲けた“元大貧乏”枠

 4月から活動拠点を大阪から東京に移すことがわかった、お笑いコンビ・アインシュタイン。

 顔面インパクトが強く、「よしもとブサイクランキング2019」で頂点に輝いた稲田直樹が目立ってしまうが、相方の河井ゆずるはかなりのイケメン。昨年の「吉本男前ランキング」でトップのEXIT・兼近大樹、2位の和牛・川西賢志郎に次ぐ第3位だ。39歳と思えないベビーフェイスと鋭いツッコミのギャップ、笑うとクシャッとなる笑顔が魅力で、女性人気が高い。

 そんな河井は、今はスポットライトを浴びる身だが、幼少期はド貧乏で、住んでいた家を追い出されたあとは、信じられない場所に潜伏していたという。

「3歳のとき、父親が『買い物に行ってくる』と言ったまま蒸発。母親は喫茶店を経営しながら2人の男の子を育てましたが、家計が苦しくなり家賃を滞納。その後、母親が大阪・繁華街にある雑居ビルの管理人になったのを機に、そのビルの屋上にある掃除道具入れ兼清掃員の休憩所であるプレハブに住みついたんです。無理やり区切って、1DKの“家”。屋上には、シャワーを浴びられるスペースもあったといいます」(芸能記者)

 ホームレスを回避することができた、ありがたきプレハブ。だが、台風で屋根が吹っ飛ぶなど悩みは尽きず、暑い日には母親が上半身裸で洗濯物を干していると、不審者が出たと通報されたこともあったとか。

 麒麟・田村裕が幼少期の貧乏体験を自伝「ホームレス中学生」にしたためてダブルミリオン超えをはたしたのは、今からちょうど10年前。田村は、2億円ともいわれる印税を手に入れている。以降、久しく出現していない元大貧乏芸人。河井は東京進出後、この“空き枠”を狙えるかも?

(北村ともこ)

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