主婦にイラっとされる!スーパーの「ローカルルール」とは

「ちょっと手が離せないからポン酢、買ってきて」などと妻から言われ、不慣れなスーパーやデパ地下に行く羽目になったという経験はないだろうか? こんな体験談をひとつ。

「急に親戚が来ることになったので、隣町のデパ地下で寿司や揚げ物などの買い出しを頼まれたときのこと。支払い中の人の後ろに並び、いざ、自分の番が来たかと思ったら、突然『こっちが先なんですけぇどぉ〜!』と言われてビックリ。確かに、私よりも先にその場所にいましたが、レジ横の商品を買おうかどうか迷っている人に見えていたので。『察しろ』ということなんでしょう。そう悟りました」(39歳・出版)

 男社会に暗黙のルールがあるように、客層の大半が主婦であるスーパーやデパ地下にも、男性にとっては、戸惑うばかりの特殊な文化が形成されているようだ。

 そこで、主婦の皆様に「スーパーやデパ地下で男性にイラっときたこと」を聞いてみたら、ポンポンと次のような不満が飛び出したのだ。

●100g、200gなどの量り売りをしている惣菜コーナーで、量のイメージが持てていない男性が、「100gってどれくらいなの? ちょっと多いな、少ないな」とモタモタしていることがあるとイライラする

●自分でバーコードをスキャンして精算をする「セルフレジ」があるスーパーで、使い方がわからないのに使ってる人。やり方知らないなら、普通のレジに並んでよ!

●立ち止まってじっくり商品を選んじゃってる男性は多い。主婦はグズる子供が一緒だったり、何時までにご飯を作らなきゃって思ってるから、店に入った瞬間から周るコースを描いている。こっちは急いでるのに、欲しい商品の前でカートと一緒に立ち止まってる人は本当に迷惑!

「そんなもん知るか」と言いたい気分にもなるが、不慣れさから来る「モタモタ」は、例えばオバサンの車の運転に我々が感じていることと似ているかも知れない。郷に入っては郷に従え。ここはひとつ大人になって、謙虚な気持ちで「おつかい」を全うしたい。

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