ナインティナインの岡村隆史が、大河ドラマでの生き残りをかけて〝差し入れ〟攻撃に出ていることを2月4日発売の「週刊女性」が伝えた。実は、差し入れに関して岡村はよくない思い出があったようで……。
1月19日スタートのNHKの大河ドラマ「麒麟がくる」に岡村は出演中。記事によると、岡村の役どころは菊丸というドラマのオリジナルキャラクター。だが、同じくオリジナルキャラを演じる俳優の堺正章が「もともと存在しない役だから、ドラマの都合次第で作品からいつ消えてもおかしくない」と発言。ビビった岡村は〝生き残り作戦〟として堺から現場への差し入れを勧められた。堺の言葉を信じた岡村は大量のおにぎりをたびたび差し入れ、共演者やスタッフに配っているという。
実は、岡村の所属する吉本興業は差し入れにあまり金を遣わないようだ。2019年7月25日放送のラジオ番組「ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン」（ニッポン放送）に岡村が出演した時のこと。「麒麟がくる」の撮影現場にテレビのバラエティ番組にも出演している吉本興業の藤原寛副社長が見学に来たことを明かし、「藤原さんだけですよ、手ぶらで来るの」と、差し入れを持ってこなかったことを暴露。しかし、同年8月22日放送の同番組ではラジオでバラされたことが影響したのか、次の見学では藤原氏は差し入れを持参。ただ、差し入れの数が人数分より少なかったとか。
所属芸人に対しても、吉本興業の差し入れは渋いようだ。
「19年5月28日放送のバラエティ番組『おかべろ』（フジテレビ系）に出演した岡村は、吉本興業からの差し入れに苦言を呈しました。ある時、吉本興業から大量のサンドウイッチの差し入れがあったのですが、『1人1個までです！』と書かれてあったそうです。岡村は『〝1人1個までです！〟とか書かんといて！って思うもん。どーん！とあるのにさ』と不満げでした。その放送で岡村はケータリングの差し入れをしたことがあると明かしていたので、内心、吉本興業も俺を見習えと思っていたかもしれません」（芸能記者）
吉本興業の差し入れが太っ腹になることを願いたい。
（石田英明）
