元教え子に中絶を迫った東進ハイスクール講師に保護者の不安

「いつやるか、今でしょ!」といえば、タレントとしても超売れっ子となった、大手受験予備校「東進ハイスクール」の講師・林修先生の決めセリフ。同予備校は林先生以外にもCMにも出演するような人気講師を数多く抱えている。ところが、そんな講師が授業の裏で、教え子を毒牙にかけていたとしたらたまったものじゃない。

 そんな「まさか」が明るみになったのは1月8日。「東進ハイスクール」人気講師の板野博行容疑者が強要未遂容疑で逮捕されたのだ。しかも、容疑の内容が衝撃的。

「相手の女性は30代。現在は受験生ではなく、板野講師のかつての教え子だそうです。板野容疑者は現在56歳で妻帯者。なので、この元教え子と不貞関係にあったわけですが、報道によるとその女性が妊娠し、それを告げられた板野容疑者は中絶を迫った。女性側が拒否すると昨年12月20日、武蔵野市の路上で板野容疑者は女性に対し『どうしても子を産むなら、わいせつな動画をインターネット上に拡散する』と脅したというのです。女性は手術を受けず警視庁に相談。逮捕に至ったというわけですが、つまり行為中の動画を撮影していてそれを脅しに使ったということですから卑劣極まりない。

 東進ハイスクールは2017年にも、人気英語講師と元教え子の不貞行為で文春砲の餌食になりました。予備校の人気講師になると年収数千万円とも言われますし、教え子にとってはすがりたい尊敬の対象。親しくなることも“受験のため”と割り切って、言うことを聞く生徒もいないとは限らないですからね。立て続く不祥事に、東進ハイスクール側も頭の痛いところでしょう」(女性誌ライター)

 ネット上には《ゴロゴ板野と不貞とかキモい》《下ネタをやたら言う講師がいる》《可愛い友達が質問にいくとやたらニヤついて私のときと違うじゃんと思って腹が立った》など、生徒と思しきタレコミも書き込まれていた。

 板野容疑者は14日に一旦釈放され、東進ハイスクール側は「事実関係を調査中」とコメントを発表した。ワイドショーでも散々取り上げられた中絶強要講師にはどんな処分が下されるのだろうか。

(飯野さつき)

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