自らのカラダで勝負するグラドルは、学生時代もその身体で勝負していた? 各競技にガチで取り組んでいたグラドルの部活経験はこんなにも清々しかった! カヌーでインターハイ3位の紺野栞クンが明かした恐怖体験とは!?
実家の目の前が琵琶湖で、子供の時からボート競技が身近でした。中学では吹奏楽部の部長でしたが、派閥争いの調整に疲れてしまって、高校では人数の少ない運動部に入りたくてカヌー部を選んだんです。
カヌーってすごく細くてバランスを取るのが難しく、まともに乗るだけでも1カ月は必要。高2の冬には長距離の練習中に吹雪のなかで転覆し、周りに誰もいないので「ヤバい、死ぬ!」って恐怖でした。冷水に手を当てると痛いじゃないですか。それが全身に来た感じで声も出なかったです。5分くらいで救出されましたが、低体温症で全身が青アザみたいに。シャワーのお湯すら痛かったですね。
高3ではインターハイのフォア(4人乗り)で全国3位になりましたが、当時は「負けた!」って悔しかったです。今思えばもっと喜んでも良かったんですけどね。そのフォアでは調和が大事なので性格的に向いていたかも。私は後方のポジションで、揺れる艇を抑えてバランスを取る役目でした。
胸ですか? やっぱりジャマでした(笑)。風の抵抗を抑えるため全身タイツを着るんですが、それでも胸が抵抗になるのを実感しましたし、揺れるのもジャマでしょうがなかった。ガチでカヌーをやると女子でも胸筋が発達しますけど、私みたいにバストが大きい子は他にはいなかったです。
カヌー部では精神面が鍛えられ、芸能界の厳しさにも耐えられます。けっこうお尻の皮が剥けるんですが、それも今ではいい思い出です。