自らのカラダで勝負するグラドルは、学生時代もその身体で勝負していた? 各競技にガチで取り組んでいたグラドルの部活経験はこんなにも清々しかった! フィギュアスケートでスプリングカップ優勝の経験もある新田ゆうクンに話を聞いた——。
スケートは小3から高3までやってました。小6のトリノ五輪で荒川静香さんが金メダルを獲得し、私もこうなりたいなって憧れて、初出場した神奈川県大会の小学生の部で優勝。中1からは五輪選手も多い強豪クラブの新横浜FSCに所属し、浅田真央さんと練習が一緒だったこともあります。
練習は朝練が5時半から。放課後は一番遅い時は11時くらいに帰宅していました。当時はダブルアクセルまで飛んでいて、高さや回転軸の良さを評価してもらえました。身長があって手足が長いので、ジャンプすると映えるんです。
滑走中はとにかく笑顔が大事で、あれは羞恥心を捨てないとできないですね。だから恥ずかしがらないというか肝が据わっていると言われます。試合では開始直前にはすごく緊張するんですけど、それで逆に集中できるのか、本番は意外に平気。そういった部分が芸能界でも活きていると思います。
フィギュアの衣装は意外に薄く、見栄えが大事な競技なので試合ではアンダーウェアの線が出るなんてありえず、衣装の下は何も着けていないんです。練習ではキャミソールだけ着てますが、常に周りに男子選手がいて距離が近い競技なので、男子の目を気にすることもないですね。
そのおかげなのか水着になることにも抵抗がなくて、撮影ではニプレスを貼ってるから、ポロリしても別にいいかなって感じ(笑)。意外なところでフィギュア経験が役立っているなって実感します。