元フジテレビでフリーアナウンサーの八木亜希子が、線維筋痛症であることを所属事務所が12月24日に発表。八木アナはすべての仕事をキャンセルし、当面の間、休養するという。
所属事務所の公式サイトでは、「八木亜希子は、数日前から原因不明の体調不良が続き、回復の兆しが見られない為、医療機関にて診察を受けたところ、線維筋痛症との診断を受けました」と報告。八木アナは数日間入院し、その後は通院で治療を行うという。
八木アナを襲った、線維筋痛症とはどんな病気なのか。
「全身や、体のある部分に慢性の痛みが生じる病気です。痛みは軽度のものもあれば、ナイフで切り裂かれたかのような激痛が走ることもあります。重症化すると、爪や髪などへの軽い刺激でも激痛が走り、日常生活も困難になります。強い疲労感やうつを伴うことも多いですね。男性よりも女性に多く、中高年の方に多く見られます」(医療系ライター)
なんとも厄介な病気だが、原因は何なのか。また、復帰のめどはいつなのか。
「原因は不明ですが、痛みの信号を伝えたり、抑えたりする脳の機能に障害が起こり、弱い刺激でも強い痛みを感じるのではないかと、考えられています。治療に関しては、現時点では特効薬はありません。炎症を抑える薬物療法、血行を改善する運動療法などの治療を行なっていきます。死に至る病気ではなく、早期に適切な治療を受ければ、社会復帰も可能です」(前出・医療系ライター)
12月24日に出演予定だったバラエティ番組「明石家サンタ史上最大のクリスマスプレゼントショー2019」(フジテレビ系)は、残念ながらキャンセル。時間はかかるかもしれないが、八木アナの復帰が遅めのクリスマスプレゼントになりそうだ。
(石田英明)