フリーアナウンサーの桝太一といえば、2016年に「好きな男性アナウンサー」のランキングで5連覇を達成。22年3月に日本テレビを退社後も「真相報道 バンキシャ!」(日本テレビ系)の総合司会を務め、同番組は高視聴率をキープしている。
好感度の高さで知られる桝太一アナが社会学者の古市憲寿にイヤミを炸裂させる一幕が、11月26日放送の同番組で見られた。この日、取り上げたのは11月24日にスタートした「ブラックフライデー」。VTRでは、街の安売りセールにできた大行列や、いつもより多くの商品を運ぶ配達員の「待遇をなんとかしてほしい」といった声などを紹介した。
この盛り上がりに、「ブラックフライデーってみんな言いたいだけですよね」と皮肉たっぷりに切り出したのは社会学者の古市憲寿氏。昔から歳末セールなどはあったと指摘し、「新しいことみんな使いたくて、ブラックフライデーってやたら言う。格好よくなったつもりになるっていうか」と続けた。
消費が盛り上がることについては理解を示していた古市氏。司会の後呂有紗アナがブラックフライデーでスマートウォッチを購入したことを明かすと、古市氏は「僕は買ってないんですけど、いちばん新しいもの欲しいじゃないですか。セール、ちょっと古いものが多いから」と私見を述べると、桝アナは「古市さん、年中ブラックですね」とコメントして次の話題へと移ったのだった。
このやりとりにSNSでは《年中ブラックはウケる》《桝さんやり返したね》といった反応が寄せられていた。
「コーナーの冒頭で、桝アナは今回のセールで12年間使い続けていたリビングのテレビを買い替えたと告白。33%もの割引率につい購入してしまったとか。スタジオでは、桝アナがテレビを購入したことに対して古市さんが『乗せられる人がいるから消費が盛り上がる』と辛辣コメント。スマートウォッチやスマホを例にあげて、セールで売られているのは最新のモデルではなく、古いものであることを強調していました。結果的に、桝アナと後呂アナに、古いものを買わされてしまった人と印象づけることに。年中新しいものを買い続ける古市さんに『年中ブラック』と切り返したのは、さすがの一言です」(メディア誌ライター)
割引率につられてついつい購入してしまうのは庶民として致し方ないかもしれない。
(福島シゲル)