「旅バラ」終了の蛭子能収が最後まで明かさなかった本音

 漫画家でタレントの蛭子能収と俳優の太川陽介がタッグを組んだ、旅番組「太川蛭子の旅バラ」(テレビ東京系)が12月25日の放送で終了する。

 同番組は2007年から17年1月まで放送された旅番組「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」(同局系)の復活版として、今年4月からスタート。同枠で何度もバス旅企画を放送していたが、11月14日放送の同番組が最終回になることが明かされ、蛭子は「もう歩くのだけはね、涙がポロポロと出てくる…」と体力の限界だったことを吐露した。番組側も蛭子の72歳という年齢を考えて、大事を取ったのだろう。

 だが、“体力”以外にも、蛭子がバス旅に不満を感じた理由があるようだ。健康雑誌のライターが言う。

「5年ほど前、健康関連の取材で蛭子さんに取材しました。雑談で『バス旅』の話になった時、意外なことを打ち明けました。番組では太川さんがリーダーシップを取ってコースを決め、蛭子さんやゲストが従っている構図。ところが蛭子さん曰く、自分も地図を見ながらバスのコースを決められるけど、あえて太川さんに譲ってあげている、とのこと。本当かどうかわかりませんが、自信たっぷりに話していましたね」

 バス旅で、蛭子のリーダーシップが見られなかったのが残念だ。

(石田英明)

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