年末に向けて、お笑い業界が活況を呈してきた。12月9日は、日本テレビ系列の「女芸人No.1決定戦 THE W2019」の決勝戦。22日には、年間通じて最も高視聴率のテレビ朝日系列「M-1グランプリ2019」の決勝戦が控える。THE Wは阿佐ヶ谷姉妹、M-1は霜降り明星が昨年の覇者で、その後の活躍は周知の通り。勝つと売れることを証明した。
M-1はこれまでに、14組の王者が誕生している。決勝戦が放送された翌日から多忙になり、休日返上で稼働するのが通例だ。優勝者はその後、心身ともに疲弊することが有名になっている。
悪名高きM-1王者もいる。トレンディエンジェル・たかしだ。トレエンは15年度王者。たかしは、斎藤司との格差に頭を悩ませた時期もあったが、かねてから女性アイドル業界で黒い噂が絶えなかった。
「M-1獲得前から要注意人物で、元でんぱ組.incの最上もがが好きなアイドルの1人でした。でんぱ卒業後、もがと名古屋の番組で一緒になって、帰りの東京までの新幹線が遅延していることを知ると、たかしは『泊まっていきなよ。そしたら、おごるよ』とストレートに口説いたといいます。もがは後日Twitterで、『ボクはガチで口説かれたことなんて一度もないし、すべて冗談だと思ってますよ!ってテレビでも言ってるけど、その部分ってカットされちゃうんですね。残念』とツイートしたため、誤解だったようですが…」(芸能関係者)
だが、たかしに“あわよくば”というよこしまな気持ちがなかったとは言いきれない。なぜなら彼は、以前にも同様の事件を起こしているからだ。
「元NMB48の門脇佳奈子が関西ローカルの番組に出たとき、楽屋にたかしさんが挨拶と称して入ってきたそうです。ところが挨拶とは名ばかりで、目的はLINEの個人アカウントを教えてほしいというお願い。当然、門脇は断ったのですが、驚くことにその楽屋がたかしによって内側から施錠されていたらしいのです。関西ローカルの『特盛!よしもと 今田・八光のおしゃべりジャングル』(読売テレビ)で、その衝撃手口が明かされたときは、吉本芸人もこぞってドン引きでした」(芸能関係者)
メイドカフェが大好きで、かつて推していた「ココちゃん」が病気になったときは、千羽鶴を800羽も織ったという、たかし。ピーク時には週に12回もメイドカフェに通い、秋葉原界隈では超有名人。そうして口説き、付き合うことができたのが、「わたなべるんるん」という元メイドで、現在はマセキ芸能社に所属するピン芸人。10カ月ほど同棲していたという。
歴代M-1史上もっともキケンで、女性アイドルと事務所からマークされているたかし。アブない綱渡りはそこそこにしてほしいものだ。
(北村ともこ)