有働由美子のテレ朝冠ニュース番組抜擢に「フリーだらけ」燻る局アナ不満

 テレビ朝日が秋の番組改編で「サンデーステーション」の後番組として、フリーアナウンサーの有働由美子がメインのニュース番組「有働タイムズ」をスタートさせる。

 有働は「私自身の歩みの集大成」「全力投球で臨みます」とコメントしヤル気満々だが、それもそのはず、彼女にとってはまさに“背水の陣”と言っていい。

「55歳になったことを節目に5年半にわたってメインキャスターを務めた『news zero』(日本テレビ系)を卒業しましたが、業界的には“数字が取れるアナウンサー”との評価で、日テレで4月から彼女をミュージシャンとのインタビューを軸にした構成の音楽番組『with MUSIC』のMCに抜擢した。ところがこれが大惨敗中。そんな中で舞い込んだテレ朝からのオファーは初ですし、何しろ番組名に自分の名前が入る冠番組はフリーになって初めてなので、相当気合が入っているそうです」(スポーツ紙記者)

 有働が所属するマネジメント事務所はタレントのくりぃむしちゅーの元マネジャーが経営する会社で、マツコ・デラックスも在籍している。

「有働がNHKの退職の相談をマツコにしていたことは有名な話ですからね。ただ、『サンデーステーション』はテレ朝のニュース番組で唯一、自局のアナウンサーを軸にやってきた番組だった。『報道ステーション』の方は2018年から有働由美子、2021年からは大越健介、『サタデーステーション』でも17年から高島彩が抜擢されている。当然、今回の有働の抜擢についても不満を含め複雑な心境で見ている局アナは多いです」(スポーツ紙民放担当記者)

 もろもろ高視聴率で跳ねのけてほしいものだ。

(小田龍司)

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