TBS系お昼の情報番組「ゴゴスマ~GOGO! Smile~」の生中継に、一般人の“着替え”が映りこみ、ネット上の視聴者をザワつかせた。問題のシーンが放送されたのは、東京都で気温30度超を観測し、今年初の「真夏日」となった6月12日のこと。番組では異例の暑さを「速報」として伝え、全国各地の様子を中継カメラで繋いだが、東京スカイツリー周辺の模様を報じた中継の中で問題のシーンが映りこんだ。
「番組ではスカイツリーふもとの『ソラマチひろばの噴水』を紹介。噴水広場で水浴びをする子供達の様子が流れましたが、中継映像の中には男児が着替えをする様子が映りこんでおり、一糸まとわぬ状態がカメラに抑えられてしまっていました。子供とはいえ、マッパ状態が放送されたことに視聴者からは《子供のマッパをテレビに映しちゃっていいの?》《テレビ局の倫理観遅れすぎ》などと批判のコメントや子供を心配する声があがりました」(番組ウォッチャー)
映像がキャプチャされネット上に画像が出回ると、デジタルタトゥーとなり、半永久的にネット上に残ってしまう恐れがある。先日にも、ニュース番組の取材カメラに映りこんでしまい、恥ずかしい姿が全国に拡散されてしまった“被害者”の訴えがネット上で話題になったばかりだという。
「先月、日本に接近した台風1号の猛威を伝えるニュース番組の中で、制服姿の女性のスカートが風で捲れてしまい、肌着が丸見えになってしまう映像が流れました。この映像はキャプチャされ、あるユーザーにより性的に揶揄するような言葉と共にX上に投稿。みるみるうちに拡散されることに。そんな中、ある有名インフルエンサーの元に“拡散されている画像は自分かもしれない”という、被害者からの訴えがありました。《本当に気持ち悪くて仕方がない》と被害を訴える投稿はネット上で話題となり、女性に同情するコメントや、テレビ局の責任を問うコメントが殺到。プライバシーを侵害するような取材映像を流す番組製作側への不信感を募らせているユーザーが増えています」(ウェブ誌ライター)
生中継にはより一層の注意をはらってほしいものだ。
(浜野ふみ)