焼き鳥が「1本600円」だって!麻布台ヒルズマーケットの惣菜価格が限界突破しているぞ

 連合は4月18日、2024年春季労使交渉(春闘)における回答の第4回集計結果を発表した。内容は、2587組合でベアの平均上げ率は23年同時期から1.46ポイント高い3.57%だった。過去の最終集計と比べると1991年以来の高水準となっており、さらなる賃上げ波及への期待が高まっている。

 賃上げが進むのは歓迎すべきことだが、一方で物価の高騰はとどまることを知らず、庶民の生活は一向に上向く兆しが見えてこない。そんな中、東京・港区にオープンした「麻布台ヒルズマーケット」の惣菜コーナーが「限界突破」していると、話題になっている。

 あるXユーザーの投稿には《麻布台ヒルズマーケットのお惣菜コーナー覗いたら焼き鳥1本600円 マジでこんな高級スーパーが日常生活な人達が東京にはいるんだね、魔界すぎる》とつづられており、フォロワーからは《スーパーの1本100円の焼き鳥と何が違うの》《東京マジで怖いわ》など、驚きの声が上がっている。

「今年3月13日にオープンした麻布台ヒルズマーケットには、総菜、グロッサリー、ワイン・リカー、ベーカリーなど34店の専門店が並んでおり、価格はどの店も高額です。インバウンドや裕福層を客に想定しているようですね。先日も子供が4000円のにぎり寿司を平然と母親の買い物カゴに入れる姿が目撃され、驚きの声が上がったばかり。彼らにしてみれば1本600円はむしろ安いのかもしれません」(グルメライター)

 件の焼き鳥は有名なブランド鳥の肉を使用しているという。「高水準の賃上げ」の恩恵にあずかった人ならあるいは食べられるかも!?

(ケン高田)

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