「ボランティア活動」と「プライベート潜水艦」、“社会貢献”と”道楽“のギャップに前澤友作氏に対する世間の評価は二分しているようだ。
前澤氏といえば9月12日、ファッション通販サイト「ZOZOTOWN」を運営するZOZOの社長を退任すると発表したばかり。辞任の大きな理由の1つが、2023年に予定されている月旅行の準備であることを明かしていた。
その前澤氏が意外な場所に現れたことを、9月16日の日刊スポーツが報道。台風15号で甚大な被害を受けた千葉県鋸南町に向かい、強風で飛ばされた屋根煉瓦を直したり、ガレキや廃棄物などの片付けを行ったり、ボランティア活動に精を出していたというのだ。
これまでも前澤氏は、災害に遭った被災地に対し、会社としてあるいは個人として義援金を送ってきた。そして今度は体を張って活動にする姿に、ネット上では《いろいろ言われているけど、やることやってくれているんだね》《これはすばらしい。それしかない》《この人の行動力と早さはすごい》など、賞賛のコメントが相次いだ。
ところがその直後、9月17日発売の「フラッシュ」が、前澤氏が富裕層向けの“自家用潜水艦”の購入計画を立てていたことを報道。すると一転、《結局は金持ちの道楽なのか》《ボランティアがアピールでないことを祈る》と疑問の声も交じり始めた。
「前澤氏は自身のツイッターで『潜水艦の購入なんて検討してません!笑 借金2000億円もありません!笑 一部メディア適当なこと書きすぎ』と即座に否定。“笑”をまぶしていますが、相当怒っている様子がうかがえます。恋人の剛力彩芽は前澤氏の月旅行には同行しないと事務所を通じて発表していましたから、《月がダメなら深海デートか》などと揶揄する声があがり、すぐに火消しせざるを得なかったのかもしれません」(芸能記者)
ボランティアで急騰した好感度が、潜水艦報道で海の底? このガッカリ感は否定ツイートで払しょくできただろうか。
(石田英明)