「早めに切り離しておくべき」と思った人が多かったようだ。
お笑いトリオ・我が家の坪倉由幸、杉山裕之、谷田部俊の3人が10日に放送されたバラエティ番組「ロンドンハーツ」(テレビ朝日系)に出演。杉山の酒癖の悪さがトリオ仲を崩壊させたことを明らかにした。
かつてはネタ番組に引っ張りだこだったコント職人だが、最近はトリオでの仕事は激減。その原因は杉山の酒癖の悪さだと以前から言われており、13年の同番組では杉山が禁酒を宣言していたが、現在は解禁しているようだ。
坪倉によれば、テレビ出演が減っていることを重く受け止め、15、16年と単独ライブを催したものの、杉山と大喧嘩してしまい、それ以降はライブを開催していないのだとか。ケンカの原因はやはり杉山の酒癖で、打ち上げの場で泥酔した杉山が後輩の事務所のブルゾンちえみに説教をくらわせ、泣かせてしまったという。
これを坪倉が注意すると、杉山は「お前には関係ない」「お前のそういう感じが面白くない」と逆ギレしてきたそうで、その時は谷田部がなんとか間を取り持ち、最悪の事態を免れていた。
ところが杉山は全く懲りておらず、それから3カ月後の飲み会時にも酒癖の悪さが全開。またしても坪倉に注意されたことに腹を立て、今度は火がついたタバコを投げつけたり、殴ってきたりという暴挙に出たというのだ。
この報告には視聴者からも《大きなトラブルをやらかす前に解散しておくのがいい》《TOKIOでいうとこの山口元メンバーみたいなポジションじゃん》《坪倉と谷田部の2人で頑張ってもいいんじゃないか》などと、杉山に対する厳しい声が集まっている。
「杉山は『我が家と酒、どっちを取るか』と聞かれると、そこは我が家と答えていましたが、結局、酒を辞めるとまでは言い切らず、『お酒が好きというのを考慮していただいて、外では3杯しか飲みません』と中途半端な宣言。依存症とも思えるぐらいにお酒が大好きだということはわかりましたが、真剣に反省しているようにはとても見えず、深刻な話し合いになっても断酒宣言できないところに”何かやらかしそう”な気配を感じた人は多かったようです。
ただ、杉山が問題を起こすのは自業自得ですが、気の毒なのは谷田部。坪倉はドラマ『あなたの番です』(日本テレビ系)に出演したり俳優としての活躍も目立っていますが、谷田部はコントでこそ生きるタイプで、杉山同様、ピンでの活躍はあまり見られません。今回も谷田部は解散を防ぐべく、杉山に対して坪倉に謝るように裏でさりげなく差し向けたりと優しい人柄がにじみ出ていましたから、谷田部への同情の声が多かったようですね」(エンタメ誌ライター)
有吉弘行からは「(インパルスの)堤下(敦)の劣化版でしかないんだぞ」と言われていた杉山だが、まさに言いえて妙だろう。
(田中康)