2月7日、お笑い芸人・たかまつななが自身のXを更新。性加害が横行しているというお笑い業界の裏側を明かし、波紋を広げている。
「たかまつの告発によると、彼女がお笑い芸人になった高校生のころ、楽屋や打ち上げで先輩の女性が胸を揉まれている光景を何度も見たのだとか。さらに自分自身も過去に性被害にあったと告白し、『言ったら面倒なやつだと思われる、と思い、自分の夢を人質にされ、そのような被害に対して声をあげることができず、他の人の被害も見てみぬふりをしてしまいました』とコメントしたのです。さらに続けて、『このような遅れた芸能界を変えられなかったこと、声をあげなかったことを後悔し、これからの芸能界を目指す子どもたちのためにも変えていきたいと思っています』とし、芸能人を守る法整備を強く訴えました」（芸能記者）
今回のたかまつの発言に対し、ネットでは《彼女のように発信出来なかった人がほとんどだと思う。頑張ってほしい》《経験上、たかまつさんにしかできない取り組みだろうし良いと思う》と応援する声が相次いでいる。
実際、たかまつ以外にも性ハラ行為を受けた女芸人は数多くいるという。
「かつてバラエティ番組『リンカーン』（TBS系）で、芸人たちがローションが塗られた巨大階段を登るという企画が行われました。その競技中、さまぁ～ずの三村マサカズは、頂上を目指すという目的を無視して参加者の友近にしがみついてばかりいた。そして落下のどさくさに紛れて、友近のバストを揉みまくるという流れを何度か繰り返したのです。この時、周囲の芸人が注意したものの、三村は『5年前から狙ってたんだ！』と開き直っていた。その後、友近は三村のことを共演NGにしたと囁かれています。また、女性お笑いコンビのAマッソ・加納は、2022年のバラエティ番組『マルコポロリ！』（関西テレビ）で、リハーサル中にバストを揉まれた過去を告白しています。彼女によると、目隠しで物を触って当てるゲームのリハ中、共演芸人から『普通に揉まれた』のだそうです。他にも、女芸人のぷらんくしょん・扇谷ほしは、2016年のバラエティ番組『NEWSな2人』（TBS系）に出演した際、『胸触られ放題みたいな時期ありました。挨拶がわりに胸揉まれ放題みたいな』と、芸人界で横行するセクハラを告発しています」（テレビ誌記者）
芸人だからといってハラスメントが許されるわけはない。今回のたかまつの発言に大きく頷いた女芸人は少なくないに違いない。
