またまた、吉本興業に激震か。お笑いタレント・友近のパワハラ疑惑を、8月21日発売の「週刊新潮」が報じた。
事の発端は、友近のマネージャーが吉本興業幹部に宛てた、2通の嘆願書。それには〈こんなできへんやつ初めて見たわ〉〈向いてないから辞めろ〉などの友近の暴言が記されてあったという。また、説教は深夜に及ぶことも珍しくなく、夜中のメールに返信しないと何度も電話があり、マネージャーは疲れ果てたようだ。
同誌は友近を直撃。本人はマネージャーにキツく当たることがあると認めたものの、パワハラは否定。あくまでも仕事をうまく回すため、正義感から発言していると釈明している。ただ友近の言動は過去、マネージャー以外に対しても問題となっていた。
「2017年12月19日配信の『日刊ゲンダイDIGITAL』が、友近にブーイングの声が上がっていることを伝えています。仕事に関しては、真面目で几帳面でストイックらしいのですが、要望が細かすぎて、少しでも段取りが違うとキレて収録やロケをやめてしまうことがあると、テレビ局のADが困り果てていたそうです。ADに対してもこうですから、身近にいるマネージャーにはもっと強く当たっていても不思議ではありません」(芸能記者)
マネージャーやADだけでなく、芸能界の大御所・黒柳徹子を怒らせてしまったこともあった。
「16年1月18日に放送されたトーク番組『徹子の部屋』(テレビ朝日系)に友近が出演したときのことでした。番組後半、友近は衣装を着替え、“芸歴50年”と称する架空のベテラン演歌歌手・水谷千重子として再登場。台本通りだったとはいえ、黒柳は友近が演じる架空のキャラと話すのが嫌だったのか、『面白くないものをお目にかけて皆様に申し訳ない』と言ったり、トークを続ける水谷に『もういいです』と突き放したりと拒絶状態でした。このときから、友近と黒柳に“共演NG”の噂が出ています」(前出・芸能記者)
仕事熱心は大事だが、周囲ともうまくやってほしいものだ。
(石田英明)