田中みな実は5回も?女性タレントのマネージャーがコロコロ変わる複雑な理由

 先ごろ、女性誌により田中みな実のマネージャーが5人変わっていると報じられ、話題となった。

 田中は昨年8月、女優としてステップアップするため大手事務所に移籍。そこで田中を担当した敏腕マネージャーが退社しただけでなく、実は田中が以前、所属していた事務所では約6年間に4回もマネージャーが変わっており、一部では“マネージャークラッシャー”などと呼ばれていたという。

「田中が仕事に妥協しないストイックな姿勢を貫いているため、マネージャーに対して配慮が足りなくなるときもあったとの声もあるようです」(芸能ライター)

 振り返ると、マネージャーへの当たりが強いと話題になった女性タレントは田中だけではない。

「2019年、友近のマネージャーが約10年間で20人近く変わっていると報じられました。 そのうち2人は、パワハラを訴え、吉本興業に担当替えを直談判したとも伝えられました。同じ吉本では、11年にエド・はるみがブログで自分が干された理由はマネージャーの怠慢と指摘。流行語大賞授賞式の時、『20時に会場に入って』と言われ、その通りに入ったら、式は17時から始まっていて『わざと遅刻した』と書かれたなど、数々の例を列挙しました。17年には、菜々緒のマネージャーは約8年間で14人も変わっていると報じられています。 仕事はきっちりやるものの、美容への意識がやたら高く気難しいのが要因とされていましたね」(前出・芸能ライター)

 とはいえ、マネージャーが頻繁に変わるのは、タレント側だけが原因とも言い切れない。

「同じマネージャーとタレントが長年組んでいると、お互い信頼関係ができるのはいいが、コンビで独立を画策することがある。また2人で事務所を通さずに仕事を入れ、ギャラを分けることも。さらにタレントのマネージャーが男女だと、恋愛関係に発展してしまう可能性もあります。そんな懸念から、事務所が意図的にマネージャーを短期間で変えているケースもあります」(芸能プロ関係者)

 お互いの力量が、お互いの仕事の評価に直結するだけに、タレントとマネージャーの関係は難しいのかもしれない。

(鈴木十朗)

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