「X JAPAN」のギタリスト・SUGIZOの災害ボランティアの「自撮り写真」がSNS上で物議を醸している。
SUGIZOは、2月9日から12日にかけて自身のインスタグラムに能登半島地震の災害ボランティアとして石川県珠洲市や輪島市を訪れたことを報告。「はっきり言ってすべての復旧が遅すぎる。確かに陸路は至る所で寸断されているが、空からでも海からでも方法はいくらでもありそうなのに」などと語り、「正直政府の対応が脆弱だと言わざるをえない」と政府の災害対策を批判した。
災害ボランティアを巡っては、交通渋滞などにより救急救命や支援物資の搬送への支障が危惧されるなど様々な課題があり、賛否両論ある。それでも自ら現地を訪れボランティアに汗を流すSUGIZOには感謝の声が上がっているが、一方で厳しい意見も相次いでいる。どうやら被災地をバックに「自撮り」を決める態度が問題視されているようだ。エンタメ誌ライターが語る。
「SUGIZOは被災地の様子を数十枚にわたって投稿しているのですが、合間にちょくちょくカメラ目線で決めた自撮り画像を差し込んでおり、フォロワーからの苦言を呈するコメントがチラホラ見られんです」
また、写真はほとんどが斜めに撮られており、
「普通に水平に撮影されたものの方が現地の様子が分かりやすいように思えるのですが。SUGIZOの写真センスのよさが、余計にケチをつけられる要因を作っているのかもしれませんね」(前出・エンタメ誌ライター)
有名人が被災地支援で現地を訪れた様子を報告をすると、何かしらブーイングが起きてしまう。
(ケン高田)