MEGUMI「美容本」「ドラマプロデュース」「カフェ経営」全て大当たりの快進撃!

 99年のグラビアデビューからおよそ四半世紀。女優だけでなく、ドラマプロデューサーとしても活躍している美女が、「ベストセラー作家」の仲間入りも果たしていたのである。

 11月30日に発表された「オリコン年間“本”ランキング 2023」でタレント本の1位に輝いたのは、女優MEGUMI(42)が4月にリリースした「キレイはこれでつくれます」(ダイヤモンド社)。同書は「美容・ダイエット」の部門でも首位を獲得し、この2部門の同時受賞は初の快挙だという。出版関係者が明かす。

「1000種類の美容法を試した美容オタクのMEGUMIが、みずから実践している“美のノウハウ”を綴っています。髪や肌のお手入れ方法からメイク術まで、独自のメソッドが女性の読者層に好評で、40万部を超えるベストセラーになりました」

 キレイは作れる‥‥。本の説得力を高めているのが、随所にちりばめられたグラビア写真だ。

「まず目に飛び込んでくるのは、ほぼスッピンの顔のアップ。瑞々しい肌は40代とは思えません。さらに圧巻なのは、ハイレグ風のインナーを着て真横を向いたカット。姿勢は美しく、ポンっと前に突き出たバストはGともHとも見て取れます。インナーは激しく食い込んでいて、陸上選手のように筋肉のラインが入った太腿からは、ある種のたくましさが感じられます」(前出・出版関係者)

 芸能評論家の三杉武氏は、私生活の変化がヒットの追い風になったと分析してこう語る。

「夫でDRAGON Ashの降谷健志(44)の不貞が報じられたのは9月下旬。すでにその時、2人は別居状態で、先に家を飛び出したのはMEGUMIです。芯の通った行動に、多くの女性が共感したことも本のセールスに結びついたと思われます」

 タレントとして「上田と女が吠える夜」(日本テレビ系)にレギュラー出演し、女優としても高い評価を受けるMEGUMI。10月期の連続ドラマ「くすぶり女とすん止め女」(テレビ東京系)ではスナックのチーママを演じる一方、企画・プロデュースも担当した。

「第1話の冒頭、ごく普通の主婦を演じる西田尚美(53)が、モラハラ夫との営み中に思い切り罵倒されるシーンが印象的。まるでMEGUMIの私生活を想像させ、不貞夫への当てつけのようでした。出演とプロデュースを兼ねた映画『零落』(日活)でも、MEGUMIが演じたのは売れない漫画家の妻。夫から性暴力を受けるシーンでは、衣服を剥ぎ取られて、ブラジャーが全開に‥‥。ポヨンと飛び出たスイカサイズのバストが頭から離れません」(映画ライター)

 体を張った濡れ場でプロデュース作品に華を添えるばかりか、マルチな才能を発揮する舞台はエンタメ業界に限らない。

「16年に石川県金沢市で開業した古民家カフェは、地域でも指折りの行列店。グラドル時代には、別の子の売れている写真集を片っ端から購入してはポーズなどを研究していました。昔からプロ意識が高く、とにかく凝り性。何をやっても成功するタイプですね」(前出・三杉氏)

 バツイチ効果で快進撃はしばらく続きそうだ。

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