「白米ないんですか?」舞の海の“ぶらり食レポ”にナレーターが猛ツッコミ

 1992年に放送がスタートした日本テレビ系の旅番組「ぶらり途中下車の旅」。初代ナレーターは滝口順平。2代目の藤村俊二を経て、現在は俳優で名バイプレーヤーと知られる小日向文世が3代目のナレーターを務めているが、8月17日放送回では、旅人の言動にツッコミを入れる場面が多く見られた。

 京浜東北線・根岸線を途中下車しながら旅したのは、元大相撲力士でマルチタレントの舞の海秀平。新子安駅で初めて下車したという舞の海は、駅前を歩きながら「けっこう静かな街なんですね」と感想を漏らし、閑散とした街並みを見回しながらこう続ける。

「だいたい駅のまわりっていうのはけっこう賑やかなんですけどね」

 これにはナレーションを務めた小日向から「そんなこともないですけどね」とツッコミが入り、SNSでも《新子安をディスりはじめた舞の海》《そんなハッキリ言わんでも》といったリアクションが寄せられていた。新子安では家族経営のクレープ店を見つけ、クレープを2つ平らげたが、その後の食レポが物議を醸すこととなった。

「舞の海さんが蒲田で見つけたのはオシャレな喫茶店で、メニューで目に止まったのは『珈琲ライスの自家製スパイスカレー』。店員さんが珈琲ライスについて、『珈琲で炊いたご飯』と説明すると、舞の海さんは『え!』と驚きの声をあげていました。お店の名物のようで、てっきりそのメニューを注文するかと思いきや、『それは次回に…』とまさかのスルー。これにはナレーターの小日向文世さんも『そんなことある?』とリアクション。このやり取りに、ネット上では《かたくなに珈琲ライスを拒絶(笑)》《なぜ珈琲ライスを避けるんだ?》とツッコミが寄せられていました」(メディア誌ライター)

 他のご飯もののメニューにも「珈琲ライス」が使われていることを聞いた舞の海は、「それも珈琲ライス? 白いご飯ないんですか?」と直球質問。スタッフが白米がないことを告げると「うわ~」と落胆。結局、スタッフの強い薦めもあって、珈琲ライスを使った丼メニューを注文することになったのだが、「じゃあ、勇気を振り絞って…」という一言に、小日向は「勇気いらないでしょ! 失礼だな」と猛烈なツッコミを入れていた。

「舞の海さんといえば、今年3月に放送されたテレビ東京の旅番組『秋山ロケの地図 THEゴールデン 激ヤバの海』に出演し、数々の“暴言”でネットをザワつかせ、共演したMEGUMIさんも『こんなにヤバい人だとは…』と感想を漏らしていました。『ロケの地図』で自由すぎるキャラクターがすっかり認知されたこともあって、定期的に出演する『ぶらり旅』での注目度も格段に高まった気がします」(前出・メディア誌ライター)

 なお、かたくなに拒んでいた「珈琲ライス」だが、実食すると、「美味しいですね」と大絶賛。食わず嫌いを克服するきっかけになればいいのだが…。

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