今から8年前、映画「海街diary」(東宝/ギャガ)では、鎌倉に暮らす長女・綾瀬、次女・長澤、三女・夏帆、異母妹・すずで〝4姉妹〟を演じ、映画賞を総ナメにした。
同作品で共演して以来、親交を深めるとともに、すずがアクション女優として、お手本にしているのが綾瀬と長澤だった。
「2人にかわいがられ、プライベートで食事に行くこともあります。コロナ禍では、長澤の家で宅飲みしながら、トレーニング器具で筋トレを。体を動かすことが共通の趣味でもあり、ある時、広瀬が、普段は2人がどんなトレーニングをしているのか聞いたところ、『大したことしてないよ〜』と、先輩たちはお茶を濁して教えてくれなかったそうなんです」(スポーツ紙芸能担当記者)
広瀬にしたら弟子入り志願のつもりだったのかもしれないが、2人にすれば仲間外れにしたとかではなく、本当に教えるほどではなかったのだという。
実は、広瀬は体を鍛えることには妥協がない格闘技愛好家なのだ。約6年前に事務所の先輩・勝地涼にキックボクシングのジムを紹介してもらって以来、どハマりしているが、
「1日2回もジムに顔を出すこともありました。特にスパーリングが好きで、スイッチが入ったら躊躇なくパンチを打ち込み、フォームもきれいで、即プロデビューできる実力と評判です」(スポーツ紙芸能担当記者)
キックボクシングだけでは飽き足らなくなってきたのか、新たな格闘技の習得にまで励んでいた。
「先日、米国・ラスベガスで開かれたブラジリアン柔術の世界大会『ワールドマスター選手権』に出場した元V6の岡田准一の下で、柔術を習い始めています。岡田といえば、あらゆる武術に精通し、芸能界最強の呼び声が高い。小栗旬など人気芸能人も〝門下生〟として知られています」(芸能プロ関係者)
立ち技に加え、寝技も習い始めたとなれば、広瀬のガチッぷりに先輩たちが手の内を明かすことをためらったのも当然かもしれない。さらに体を動かすことが好きなすずは、別の競技にも興味津々の様子。先の芸能プロ関係者が明かす。
「三井不動産のCMで、東京五輪のスポーツクライミング女子複合で銀メダルを獲得した野中生萌選手と共演していますが、広瀬はプライベートでボルダリングを始めています。会員制のボルダリングジムに、交際が噂される山﨑賢人ともお忍びで通うことがあると聞きました」
念願かなって、今年春に公開された劇場版「映画ネメシス 黄金螺旋の謎」(ワーナー・ブラザース映画)で、本格的なアクションに挑戦。すず演じる美神アンナはインドの古武術・カラリパヤットの遣い手ということで、独特な動きの中で打撃技を繰り出していく。
「最大の敵は、元K─1世界王者・魔裟斗さんとの肉弾戦。対峙した瞬間、広瀬さんの目が格闘家ばりの殺気を放ち、撮影後に魔裟斗さんは『遠慮する必要がなかった』と、驚いていました」(制作スタッフ)
今作では、アクションに負けず劣らず、躍動する豊満ボディもブルブルと大揺れしていた。
「敵にハメられたことに気づき、自宅から不動産屋に向かって街中を猛ダッシュ。すると、Tシャツの中で上下左右にプルプルと小刻みにバストが揺れ、最終的に10秒間で23回も激震していました」(芸能記者)
また、冒頭からたびたびパイプ椅子に座り、ロープで身動きが取れないように縛られているシーンが登場。その際、ロープが胸の下あたりにグイグイ食い込んでいたため、ダボッとしたつなぎ姿でも、隠れ巨胸のポテンシャルの高さを見せつけるのだった。