8月3日に放送されたバラエティ番組「ぐるぐるナインティナイン」(日本テレビ系)の看板企画「グルメチキンレース・ゴチになります!」の番外編にて、元乃木坂46の松村沙友理が自腹額の半額を番組側に負担してもらう特別措置を受けたことが物議を醸している。
同回では「ゴチ」の30周年を記念したマグロ釣り企画を実施。一番小さいマグロを釣った人は、前日に行われた“前夜祭”の飲食代を全額自腹で支払う罰ゲームが用意され、松村が最下位に。
前夜祭では石垣島の豪華ディナーが用意され、出演者だけでなく、スタッフの飲食代も含まれていることもあって、自腹総額は21万500円と普段よりも高額になったのだが、松村が釣り初心者であったこと、通常の「ゴチ」ではなく番外編であったことを考慮して、番組側が半額の10万5250円を負担する措置が取られている。
番組側のこの特別ルールに松村は救われたわけだが、この対応には視聴者から批判の声も多く寄せられている。
ただ、過去に松村と同じような展開になるも、逆に男気溢れる判断をして、絶賛された人気女優がいる。
「18年1月に同コーナー史上最年少メンバーとしてレギュラーに就任した橋本環奈です。同年3月の放送回で初の最下位になり、総額14万3400円を払うことになりましたが、橋本は当時まだ未成年であったこともあり、ゲスト出演していた俳優の上川隆也が『差し出がましいようでなければ、橋本さんは未成年でもございますし、半分持たせて頂いても構わないでしょうか』と、大人の提案。しかし、橋本は『ルールですから』と断って全額を自腹で支払い、男前すぎると株が爆上がりしたものです。同年7月放送回では再び最下位となり、今度は倍額となる総額28万8400円を支払うことになるも、ここでも潔く自腹を切っています。
未成年でありながら半額負担の提案を断った橋本の存在が大きいことも今回、松村が叩かれている一因かもしれません。橋本がクビになった翌年にレギュラー出演した土屋太鳳も、ビリで自腹が決定した瞬間に『お金ない…』とつぶやき、泣き出したことで潔い橋本と比較され、ボロクソに叩かれていましたね」(エンタメ誌ライター)
同番組に出演する女性タレントは、橋本ぐらいの心構えで参加するのが一番だろう。
(権田力也)