「全部ひどいですよ」田中裕二が週刊誌の“人でなし報道”に憤慨のワケ

 お笑いコンビ・爆笑問題としては「サンデージャポン」(TBS系)、ピンとしても「秘密のケンミンSHOW 極」(日本テレビ系)の司会を務める田中裕二。事務所の後輩・ウエストランドの井口浩之がたびたび「人間の感情がない」などとイジッていることもあって、ファンの間では“人でなしキャラ”が定着しているものの、週刊誌「FLASH」の人物描写には黙っていられなかったようだ。
 
 5月16日深夜放送のラジオ番組「爆笑問題カーボーイ」(TBSラジオ)のオープニングトークで、田中は「写真載っけられたのはね、『FLASH』。あれで、オレら夫婦が近所の人に挨拶している写真が…」と話を展開。「なんてことはない記事なんですけど、暇ネタだと思うんですけど、『人間の心を持ってない田中がようやく改心した』…みたいな」と記事の文章の内容を明かすと、スタジオは笑いに包まれた。
 
 田中が取り上げたのは5月16日に発売された写真週刊誌「FLASH」の記事。「脳梗塞発症で『命を救ってくれた』 爆笑問題・田中裕二“恩返し”妻奉公」と題して、近況をリポートしているのだが、記事中では「“人の心がない”人間も命の危機を経て改心したようだ」「ついに人の心を取り戻した田中」などと綴り、まるで“人でなし”だったような表現が目立つ。

「ラジオ番組の中盤では再び、記事の話題になり、相方の太田光さんが、田中さんが発したとされる『子育てに関しては、本当に嫁に感謝だよね』という言葉を取り上げると、田中さんは『嫁って言わないね』と否定。さらに『打ち合わせ中にウトウトすることも減りました』という記事内の証言についても、『ゼロではないかもしれないけど、ないですよ』と、これも否定していました。さらに記事文末の『非常識な太田へのツッコミが激しくなる』という部分に触れて、『全部ひどいですよ』と切り捨てていました。確かに、田中さんといえばウエストランドが2022年の『M−1』で優勝した際、井口さんの親友である三四郎・小宮浩信さんが号泣したことに『なんで泣いたの?』と直球質問したエピソードはかなり有名です。しかし一方では、イクメンキャラで知られ、ベスト・ファーザー賞の有力候補と言われているだけに、“非情キャラ”のイメージは極力おさえたいところ。田中さんが憤慨する気持ちも理解できます」(芸能記者)

 これからも人の心を持って爆笑をお茶の間に届けてほしい。

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