「目的は外交」「警備に金はかかる」…「サンジャポ」が“国葬推進”で大炎上

「ジャニーズWEST」の中間淳太が、9月11日放送のTBS系情報番組「サンデー・ジャポン」に出演。国葬について持論を展開した。

 司会の爆笑問題・田中裕二が「国葬反対の声、多いみたいですけど」と話を振ると、中間は「国葬の一番の目的はもちろん弔うことだと思うんですよ」としたうえで「個人として思うのは、もういっこ、外交だと思ってて。ていうのは今、日本は先進国ではあるけど、かなり低いランクのとこにきてると思うんですよ」と問題提起。

 8月から日中関係が悪化したことに触れて、「最近でも中国の軍事演習で経済的排他水域(※排他的経済水域)、ミサイル5発とかも撃ち込まれて、かなり、立場的にも弱い立場になってきつつあると思うんですね」と持論を展開。さらに中間は、「国葬をすることによって、各国の要人レベルの方が来て、そこで話をして、今後に向けて日本が成長するにはどうしたらいいのかとか、そういう場でもあると思うんですよ」と外交面の効果に期待を寄せ、「国民がゴタゴタしてると、国際的信用度も下がりかねますし…」「この旧統一教会との問題と国葬は別にして考えるべき」と国葬を前向きにとらえるべきだと主張した。
 
 その後、爆笑問題の太田光は、反対される理由として「税金がかかりすぎる」という点を指摘。「何十億円…何十億円?」と語ったところで田中から「16億円」と訂正が入る。太田はその「16億円」について「警備にかかるお金であって」「外国から要人が来ると、警備はしなきゃなんない。国葬で何であれ」と語ったものの、「誰が来るのか、僕は全部把握してませんが」と発言。アメリカのトランプ氏のような教団との深い関わりが指摘された人物の来日を想定したうえで“無差別テロ”のリスクを訴えた。
 
「太田さんはコメントの中で、『イベントっていう言い方が正しいかわからない』としつつも、国葬を『要人が来るひとつのイベント』と表現。実際、イベント会社が演出業務を約1億7000万円で受注しているので、イベントなのでしょうけど…。さらに太田さんは『警備の値段はアレくらいかかる』『もっとかかる』と言っていましたが、政府が公表した内訳では『警備費』は約8億円で、『接遇費』が約6億円。『誰が来るのか把握していない』と言っていた海外要人についても、すでに岸田総理はアメリカのハリス副大統領やインドのモディ首相らの名前を挙げています。中間さんと太田さんの意見を統合すると、国葬は外交目的のイベントで、誰が来るかわからないが、とにかく金をかけろという主張に聞こえます。2人の発言に対しては、SNSでも《そこまで安倍さん擁護する理由は?》《外交イベントに大量の血税が投入されるのか》《反対デモをゴタゴタ呼ばわりするのはどうなの?》と反対派の意見が相次ぎ、大炎上となっています」(メディアライター)

 旧統一教会問題に関する発言でたびたび“炎上”が指摘される太田だが、最低限知っておくべき数字やデータはオンエア前に調べておくべきかもしれない。

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