上田晋也からサバンナ高橋、局アナ…「サンジャポ」田中の代役リレーに違和感

 いよいよ爆笑問題・田中裕二(56)の完全復帰への道筋が見えてきた。1月に発症したくも膜下出血と脳梗塞で療養中だったが、2月27日に行われる「タイタンシネマライブ」の舞台に立つという。テレビやラジオといったメディアへの復帰は未定だが、コンビで多くのレギュラーを担当していただけに、相方・太田光のパートナーを務める“代役”にも注目が集まった。

「もっとも話題となったのは『サンデー・ジャポン』の代打MCの座。田中さんが救急搬送された直後の1月24日放送回に登場したのはくりぃむしちゅーの上田晋也さん。見事な仕切りは“上田無双”とも評され、17.9%もの高視聴率をマークしました。前週に田中さんが出演した回よりも4.3%も押し上げる結果に、関係者からは驚きの声があがりました」(TBS関係者)

 上田晋也が代役を務めた翌週に、大きすぎるプレッシャーを背負って登場したのはサバンナの高橋茂雄。放送中に「やりにくい、やりにくい!」と語っていたが、それでも番組視聴率は14.2%とまずまずの結果を残した。そして代役リレーの3週目に起用されたのは、TBSの井上貴博アナウンサー。夕方帯の報道番組「Nスタ」で主婦層にはおなじみの顔だが、テレビ関係者は違和感を口にする。

「上田晋也さん、サバンナ高橋さんときて、局アナとは意表を突かれました。視聴率がニュースでも取り上げられなかったところを見ると、数字的にはあまりいい結果ではなかったのかもしれませんね。やはり上田さんの回から振り返ると、どんどん地味になっている印象はぬぐえません」

 しかし、これにはある深い事情があるという。芸能ライターが明かすには…。

「現在療養中の田中裕二さんにとって、もっとも良くないのは、血圧の上昇。これは太田さんもラジオで語っていましたが、田中さんはああ見えて意外と嫉妬深く、代役を務めた人があまりに脚光を浴びると、そのキャスティングに難癖をつけることもあるそうです。上田さんにオファーを出したのは太田さんだそうですが、周囲からは心配する声が多くあがったとか。つまり、上田さんの代役は番組的には成功でも、田中さんの血圧を考えると、かなりリスクが高いということ。裏を返せば、コンビ愛が強すぎるという見方もできますが、しばらく『サンジャポ』の代役は地味なメンバーでまわすことになるのではないでしょうか」

 視聴率を取るか、血圧を取るか…。やはりここは田中裕二の体調をいちばんに気遣ってほしいところだ。

エンタメ