たむらけんじが単身渡米!「ハリウッドでの勝算」と「残された焼肉店の行方」

 5月9日、かねてからアメリカンドリームを掴むために渡米することを公表していたお笑い芸人・たむらけんじがついに出国し、ネットニュースを騒がせている。

 サングラスとふんどし姿に獅子舞を持ち、身体に書いた文字と持ちネタ「チャー」でお茶の間の笑いを誘ったたむらだが、長年の相棒であった獅子舞の被り物は日本に置いて行くそうで、アメリカでは全く別の芸で勝負することをうかがわせた。

 ネット上には、「最近、海外でとにかく明るい安村がウケてたからたむけんのギャグも評価されそう」「素晴らしい、本当にいい人生の選択だと思う」「日本での成功を捨て、50歳でこの決断ができるのはすごい」と、たくさんの応援コメントが寄せられている。

 たむらといえば、長年、焼肉店を経営していることで有名。彼がいなくなってしまったら店はどうなるのか。

 たむらによると、店の経営は高級食パンブームの第一人者で「乃が美」の創業者にサポートしてもらうそうだが、“店の顔”がいなくなって集客に不安はないのか。たむらが渡米する直前、店を訪れた常連客に話を聞いたところ…。

「5月4日、炭火焼きたむら蒲生本店に家族で行きました。この日はたむけんさんの50歳の誕生日だったので、ファーストドリンクが一杯無料や、和牛の盛り合わせが割引になっているなど、サービスが盛りだくさんでした。スタッフの方に『誕生日当日だし、今日たむけんさんは来ないの?』と聞くと、人気のある人だから、他の場所で誕生日パーティーを開いてもらっているとの答えでした。おそらく、渡米前でたくさんの人からお誘いがあり、忙しかったのでしょう。店内はキッズスペースもあって家族連れも来店しやすく、ファンや常連客でごった返していましたね。肝心のお肉の味は、口コミではボロクソに書かれていることもありましたが、とてもおいしかったです。スタッフの方の対応も丁寧で、これならたむけんさんも安心して店を任せてアメリカに行けるねって家族と話していました」

 50歳の節目に、米国で新たなスタートを切ったたむらけんじにエールを送りたい。

(佐藤ちひろ)

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