数々のクズ伝説を残している蛭子能収が、太川陽介との冠番組「太川蛭子の旅バラ」(テレビ東京系)でまたしてもダメダメ言動を繰り返し、蛭子ファンを喜ばせている。
7月18日の放送は「えびつるの村おこし旅」。蛭子とつるの剛士が群馬県をまわり、地元の食材を手に入れて料理を作り、それをPRすることで勝手に村おこしするという内容。所持金は0で、食材は蛭子が描く似顔絵と交換してもらうというルール。
だが似顔絵を描くのが嫌なのか、蛭子は「面倒くさい」を連発。オープニングトークでいきなり「面倒くさい」と言ったかと思えば、移動中の車内でも「地図を見るのが面倒くさくなってくるね」と言い放つ。
「いったい何をしにテレビに出てきたのかと、ツッコミたくなりましたね(笑)。ギャラをもらっているんだからしっかり働けよと思った視聴者も多かったようです。そんな蛭子さんの発言を、太川が『(番組のシステムを)本当は理解できてないから言っている』と必死にフォローしていました」(テレビ誌ライター)
食材をもらうため、似顔絵を描く場面でもクズっぷりを発揮。生産者と、そこに勉強に来ているシンガポールの留学生を描くことになると、「彼はすぐ離れていくから」と留学生を描くことに難色を示した。おそらく2人描くのが面倒で、1人だけにしたかったのだろう。
「蛭子さんといえば食べ物の好き嫌いが激しいことでよく知られています。バス旅では、地元の料理を避けて好きなオムライスやとんかつがあれば必ずそちらをチョイス。海鮮には一切手を付けません。今回も好き嫌いを言い出し、わがまま放題でした」(前出・テレビ誌ライター)
「飲む血液」と呼ばれる野菜「ビーツ」を食べる場面では、赤い汁に染まったビーツを見て「なんか気持ちわるいですね」と言い放った。もちろん、生産者を目の前にしての発言だ。
また高級ニジマスの「ギンヒカリ」をもらった場面では、やはり生産者の前で「魚類は食えない」「嫌いなものは嫌い」と断固拒否。生産者を凍りつかせている。
「ただ、ビーツもギンヒカリも食べてみたらおいしかったようで、バクバク食べていました。そんな節操のなさも蛭子さんらしい(笑)」(前出・テレビ誌ライター)
蛭子能収の破天荒な言動はどこまで突き抜けるのか。毎週、「旅バラ」でそれが見られる視聴者は幸せなのかもしれない。