お笑いコンビ・かまいたちの山内健司(42)が、1日深夜放送のトークバラエティ番組「これ余談なんですけど…」(ABCテレビ)に出演。思春期の頃、艶ビデオを鑑賞していた際に起きた事件を振り返ったが、一部の視聴者からは《不法行為では?》といった指摘の声があがっている。
中学生時代、学校行事の一貫で、地元の山のゴミ拾いをしていたという山内。山中の廃ホテルには、暴走族が捨てていったピンク本が大量に放棄されており、行事の度に拾って帰っていたという思い出を振り返った。このトークを機に、他出演者たちも猥本や艶ビデオにまつわる余談を展開し、番組は大盛りあがりに。さらに山内は、同世代なら共感できる“あるある”話を放り込んだ。
「エッチなビデオ、友達から借りたのを…まぁ、古いビデオやったからでしょうね、家でこっそり観たらテープが詰まって、昔のテープって出るやん、ビーって出て。取り出せなくなって、デッキごと海に捨てたことある」
このトークには、スタジオの出演者も大爆笑。放送では「海に捨てたことある」という山内の発言に「バシャーン」という効果音も付け加えられ、一連の余談トークのオチを飾った形になった。
放送後ネット上では《デッキごと海に捨てた山内面白すぎる》《この余談むっちゃ笑った》など、視聴者からも大ウケのコメントが寄せられたが、一部視聴者からはデッキを海に捨てたことに対し《廃棄物処理法違反では?》といった指摘もあがった。
「廃棄物処分場として定められていない場所…この場合は海ですね、そういった場所に不法にゴミを投棄した場合、『廃棄物の処理及び清掃に関する法律第25条第1項第14号』に違反することになります。当たり前ですが、個人であっても法人であっても、みだりに廃棄物を捨ててはならないということですね。違反した場合には、5年以下の懲役または1千万円以下の罰金、または併科といった罰則が設けられています」(社会部記者)
暴走族は山に猥本を捨て、山内は海に艶ビデオ入りデッキを投げ捨てた…と、不法投棄エピソードが満載となってしまった放送回であった。どちらも処分に困るものかもしれないが、不法投棄は絶対にNG行為である。
(浜野ふみ)