お笑いコンビ・かまいたちの山内健司(41)が11月9日放送の「これ余談なんですけど…」(ABCテレビ)に出演。売れる芸人の見た目にまつわる法則を明かした。
この日ゲストとして出演していたお笑いコンビ・見取り図のリリーは、「かまいたちさんが作った伝説がありまして、今若手芸人に広まってるのは、『おでこを出したほうが売れる』っていう。山内さんも濱家さんもそうじゃないですか。これどっからきたんですか?」と、若手芸人の間で広まる伝説の真相を山内に聞いた。
山内は自身の髪型について「俺ずっとおでこ、七三みたいにしてたの。ていうのも、おでこ全開がずっとコンプレックスやったから。おでこ広いのが、高校の時からもう嫌で、前髪下ろしたりしてて。で、それが芸人になってからもどっかに残ってたから、せめてもの抵抗で七三ぐらいにしててんけど…」と、コンプレックスである大きな額を隠していたと明かした。
そんな山内が髪型を変えたのは、ある先輩芸人の成功談がきっかけだったという。
山内は「千鳥のノブさんが東京に上京するにあたって、(お笑いコンビ・ピースの)綾部さんに『絶対おでこ出したほうがいいですよ』と。『売れてる方で、おでこ出してない方ってほんま一握りしかいないんで。日村さんとか、蛍原さんとか以外、全員出してます』って(言われて)。で、ノブさん出すようにして、ほなめっちゃ仕事増えたって…」と、綾部の提言通りに髪型を変え、東京で大活躍に至ったノブの成功談を語った。
綾部いわく、おでこを隠す髪型は、自分の世界観を守ろうとするイメージになりやすいようで、その例にシンガーソングライター・米津玄師を挙げて説明。前髪でおでこを隠していると、アーティストのような雰囲気に捉えられ、お笑い芸人としては印象が良くないという分析のようだ。
山内は「お笑いで全部さらけ出していこうって人は、全部出しといたほうが印象が良いって言われて、俺は出すようにした。って、ノブさんから聞いて、じゃあ俺もそっちいったほうが良いのかな…と思って、出してからもう、バカ売れ。絶対出したほうが良い」と自画自賛し、スタジオを盛り上げた。
かまいたちは現在レギュラー番組を18本持つ“バカ売れ”っぷり。おでこにまつわるジンクスは本当かもしれない。
(浜野ふみ)