お笑いコンビ「かまいたち」の山内健司が薬剤師に対し「イライラする」と批判的な発言をして大炎上したのはほんの2週間前。だが、この問題がさらなる波紋を広げている。
山内は2月28日放送の「これ余談なんですけど…」(ABCテレビ)に出演した際、窓口の薬剤師から「今日はどうしたんですか」と尋ねられ「関係ないやん!さっさと薬もらって帰りたい」と発言。さらに相方の濱家隆一が「薬剤師さんも医療に携わっているから、医者憧れみたいなものがある」と語って大荒れに。その後、濱家は3月1日になって自身のXで「処方箋の件、考えなしに失礼な事言ってしまいました 薬剤師の皆さん、本当にすみませんでした」と謝罪した。
薬剤師に対する勘違い発言は褒められたことではないが、実は、同様の発言をしたのはかまいたちだけではなかった。過去に、やはり不適切な発言をしていた別のタレントがいたのである。
「問題の発言をしていのはお笑いコンビ麒麟の川島明です。川島は2021年6月に自身がパーソナリティを務める『川島明のねごと』(TBSラジオ)で、『どうされましたか』という薬剤師に対し、『もう終わってる。書いてある薬くださいってすごい怒るんですよ』と明かしていたのです。窓口で『怒った』とすれば、山内よりもタチが悪いと言えそうな態度でしょう。この時もSNSは大荒れ状態でしたが、なぜか川島は謝罪することなくやり過ごしています」(テレビ誌ライター)
また、元アジアンの馬場園梓も「同罪」かもしれない。馬場園は山内のイライラ話に共感し、大笑いしながら「だってそいつ(薬剤師が)見たって薬、変わらへんからな」と語ったのだ。馬場園はその後、すぐに自身のXで謝罪している。
山内のちょっとしたひと言に端を発した薬剤師への暴言騒動。謝罪かダンマリかというその後の対応も含め、まだまだ話題になりそうだ。
(ケン高田)