北新地のクラブ嬢に幻滅、かまいたち・山内が明かした“蛙化エピソード”

 Z世代を中心に流行中のワード「蛙化現象」。これは、好きな人が自分に好意を寄せ始めた途端、相手に対して嫌悪感を持つようになる現象を指す心理用語なのだが、最近では単に相手に幻滅した瞬間を指したり、恋愛感情が薄らいだ時などに広く使われている。お笑いコンビ・かまいたちの山内健司(42)も「蛙化現象」が起きたことがあるようで、自らのYouTubeチャンネルで6月16日に公開した動画内で「蛙化現象」エピソードを披露した。

 もともと「蛙化現象」というワードを知らなかったという山内は、同現象についてネット検索したことを明かし、その際に出てきた一例《私服が思ってたのと違った時》に、「これめっちゃわかるわぁ」と共感。過去に同例と同じ状況が起きたことを振り返った。

 山内が売れっ子芸人になる以前の事、大阪・北新地のクラブに、“金持ちの社長”に連れて行ってもらった際、あるホステスの女性が山内の横についたという。その後3回ほど同じ店に来店すると、その都度「前も座ってたから…」と、店側が気をきかせたのか、同じ女性が山内の接客を担当することに。3度目の来店時に連絡先を交換したという山内は「絶対無理やん。北新地で働いてはる女性の人が、売れてないわけわからん芸人なんかプライベートで遊んでくれるわけないやん」と思いつつ、ダメ元で彼女を誘うと、プライベートでの食事にこぎつけたというが、その際の出来事をこう振り返った。

「神戸の、モザイク(神戸港沿いのデートスポット)らへんで、“デートOK”してくれて、まじで?って思って。で、待ち合わせ場所で、会ったら、普段、北新地だからドレッシーな格好やんか。ほなプライベートが、麻素材のワンピースみたいなのに、素足にサンダルみたいなので、麦わら帽子かぶっててん。『いや、うそやろ?』って思って。全然イメージと違いすぎたし、本当になんか“海岸を歩いている女性”みたいな…」

 待ち合わせ場所にいた女性の私服姿が、イメージと違いすぎたことに「蛙化現象」を起こしたという山内。当時の自身のファッションセンスを棚に上げ、クラブ嬢の私服姿を「ダサかった…」と回顧していたが…。
 
「山内さんはファッションに気を使い、私服に多額のお金をかけることで有名ですが、その割には『私服がダサい』という風評が立っていました。濱家さんも『相手も思ってたやろな』とツッコミを入れていたのが印象的です」(お笑いライター)

 北新地のクラブ嬢と麦わら帽子のギャップは、今も記憶に焼き付いているようだ。

(浜野ふみ)

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