元プロ野球選手でタレントの長嶋一茂が1月27日、金曜コメンテーターを務める情報番組「羽鳥慎一モーニングショー」(テレビ朝日系)に出演。同じく金曜コメンテーターでバイオリニストの廣津留すみれ氏から笑顔で皮肉を言われ、苦笑する場面があった。
番組では、3月に開催されるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場する侍ジャパンのメンバーが決まったことを特集。メンバー起用や戦術などについて、一茂が熱弁を振るった。
一茂は「ピッチャーを中心とした守りの野球が短期決戦では定石」「気になったのは(大リーグ・エンゼルスの)大谷(翔平)選手がピッチャーとして使えるかどうか、話し合い中でわからないこと」「最初は韓国戦が肝。そこで誰が投げるのか。僕は勝手に韓国戦、大谷投手、ダルビッシュ(有)投手、見たいな」などと持論を展開。日本出身の母を持つ大リーグ・カージナルスのヌートバー外野手が選ばれたことには「1番はデータだと思う。やっぱり情報戦はスポーツでは必要」と発言し、ヤクルト時代に野村克也監督のID野球を経験しただけのことはあった。
一茂の名解説の後、キャスターを務めるフリーアナウンサーの羽鳥慎一は「ね、廣津留さん、詳しいでしょ、一茂さん」と振ると、廣津留氏は笑顔を浮かべながら「詳しいですね、野球」と皮肉とも取れる返事。一茂も皮肉と思ったのか、苦笑いしながら「野球、詳しい?詳しい?」と連呼。赤恥の展開も「そうね、普通のこと言っているだけだけどね」と謙遜した。
「もちろん、廣津留氏は一茂が野球に詳しいことをよく知っています。実は、2人はLINEでつながっていました。2022年11月の放送で、一茂はサッカーW杯カタール大会で日本がドイツに逆転勝ちした試合を、廣津留氏とLINEをしながら観戦していたと告白。『頑張ってほしいね』『これ、やっぱ押されているね』などと交わしていたそうです。仲がいいからこそ、廣津留氏は遠慮なく一茂に皮肉を言えたのだと思います」(芸能記者)
一茂、皮肉を言われて案外、うれしかったかも。
(石田英明)