22年もアスリートのSNS機能「ダイレクトメール(DM)」にまつわる、お騒がせ事件が相次いだ。
広島カープの中村奨成は6月、DMで引っ掛けた女性と男女の関係になり「避妊をしなかった」と週刊誌に告発された。いたすことはしておいて「野球をしたいから結婚はできない」とつれない対応を取ったのも、女性の怒りを買った原因とされる。
西武の長谷川信哉は19歳だった3月上旬、DMで女を漁っていたことが、ネット上で拡散。タチが悪いのは当初、本人がSNSを「乗っ取られた」とウソの報告をしたことだ。それを信じた球団が警察に被害届を出す直前、ウソを認めたといい、騒ぎが拡大したのだった。
アイドルグループ・HKT48元メンバーの村重杏奈は、グループ活動中にSNSのDMにプロ野球選手から「連絡先を交換してください、と連絡がきてうれしかった」と、バラエティー番組で包み隠さず語った。球界OBは、
「コロナ禍もあってか、プロ野球選手のDMナンパはエスカレートしている。最近も、イケメンで女性ファンが多いパ・リーグの若手レギュラー選手が、地下アイドルメンバーの『DM口説き』に熱をあげている。すでに要注意人物として情報共有されており、全てが発覚するのは時間の問題だろう」
手軽な方法ゆえ、情報漏洩にはくれぐれも用心を…。