玉川徹氏がコロナ陽性で「ついに!」の声 〝風邪すらひかなかった〟自慢の感染対策が…

 フリーアナウンサーの羽鳥慎一が11月17日、キャスターを務める情報番組「羽鳥慎一モーニングショー」(テレビ朝日系)に出演。同局の玉川徹氏がPCR検査で陽性反応が出たことを報告し、出演者が驚きの声を上げた。

 番組では、新型コロナウイルスの新規感染者が全国で2日連続10万人を超えたことを踏まえ、新たな変異株の脅威やインフルエンザとのダブル流行などについて取り上げた。

 この特集の冒頭、羽鳥アナは「今日は玉川さんが、パネルコーナーでコロナの取材をして報告するはずだったんですけど、なんと、昨日熱が出ましてPCR検査をしたら陽性でした」とまさかの報告をした。

 木曜コメンテーターで社会活動家の石山アンジュ氏は「ついに!」と驚きの声を上げ、羽鳥アナは「あの玉川さんが感染するというのは、もう誰が感染してもおかしくない状況ではあると思っていたんですけど、本当にそういう状況。日本でもトップクラスに気をつけている人が感染するという、これは本当に気をつけたほうがいいと思います。気をつけてください、本当に」と念を押した。

 玉川氏は同番組で繰り返し感染対策の重要性を説いていた。今年6月24日の放送では、コロナ対策でマスク、手洗い、うがいを励行したこの2年間、自身はコロナだけでなく、風邪も引かなかったことを告白。続けて「風邪は感染だったと改めて認識しました。人から感染してうつる。コロナを防ぐことは風邪も防いでいた」とコメントしていたのだった。

「万全と思える感染対策をしていた玉川氏でさえ、PCR検査で陽性反応が出ました。でも、裏を返せばマスクなどの感染対策はそれほど効果がなかったともいえます。マスクは感染を防ぐといわれていますが、着用率ほぼ100%の日本は7月中旬から9月下旬にかけて10週連続で感染者数世界一を記録。10月31日〜11月6日の統計でも、再び世界最多となりました。ウイルスはマスクの網目を通して侵入することも十分考えられます。マスクも必要かもしれませんが、やはり大事なのは個人の免疫力ではないでしょうか」(医療系ライター)

 玉川氏には感染対策に加え、自身の免疫力を高めることにも努めてほしいものだ。

(石田英明)

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