「初めてカメラの前に」小室圭さんの“ガン無視”に大下容子アナ困惑のワケ

 去る10月21日、三度目の正直で米ニューヨーク州司法試験に合格した小室圭氏。11月1日の「大下容子 ワイド!スクランブル」(テレビ朝日系)は番組冒頭で、小室圭氏への直撃シーンを紹介した。
 
 大下容子アナは「先月、ニューヨーク州の司法試験に合格した小室圭さん。司法試験合格後、初めて日本のメディアの前に姿を見せました」とアナウンス。映像は小室氏への“インタビューシーン”へと切り替わる。
 
 ニューヨークの街で撮られた映像では、小室氏はマスクにスーツ姿で、シャツの第2ボタンをはずしたラフなスタイル。マイクを持つ記者が「このたびはおめでとうございました」と声をかけるも、カメラなどないかのようにノーコメントで前へ歩き続ける。さらに記者は「眞子さんとお祝いする時間はありましたか?」と質問するも、スルー。ナレーションは「長い髪を束ね、カメラの前に姿を見せた小室圭さん。イヤホンを外すことなく、記者の問いかけには応じなかった」とその様子を伝えた。その後も無言のやりとりを紹介し、歩み去っていく小室氏の後ろ姿でVTRは幕を閉じた。
 
 スタジオで大下容子アナからコメントを求められた作家・吉永みち子氏は、「3回、よくがんばられたなと思いますし」と小室氏を称賛。一方、無言を貫いた取材対応については「日本のメディアに対しては、よっぽど腹に据えかねているところがあるのか、ガン無視でしたよね。なんか一言くらいちょっとあってもうれしかったと思うんですけど…」と感想を述べると、隣に座るジャーナリストの末延吉正氏も「一言おっしゃれば、すごく感じがよかったと思うんで、そこ、ちょっと残念ですね。メディアもメディアスクラムにならないようにして取材しているわけだから、そこはちょっと次回、よろしくどうぞ」と“大人の対応”を求めていた。

 このインタビュー映像は、各局のワイドショーで取り上げられていたが、「初めてカメラの前に」「合格後初めて姿見せる」といったテロップで紹介されていたことに、ネット上では《小室さんは歩いていただけ。出てきたのはメディアでしょ》《「小室さんの前にカメラが現れた」が正解では?》《勝手にカメラが出てきてびっくりしたんやろ》といったツッコミが相次いでいた。

 こうした疑問の声を知ってか知らずか、番組では大下容子アナは困惑顔で「メディアの前に姿を見せたというか、まぁ、取材してたら現れたということなのかもしれませんけれども…」とフォローしていた。確かに、あたかも小室氏の方からカメラの前に出てきたような紹介は、誤解を招く表現だったかもしれない。

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