長嶋一茂、SNSでの「承認欲求」「自己顕示欲」を戒めるも直後に自爆!

 元プロ野球選手でタレントの長嶋一茂が6月24日、コメンテーターを務める情報番組「羽鳥慎一モーニングショー」(テレビ朝日系)に出演。番組中に批判した言葉が、そのまま自分に返ってくることになった。

 番組では、千葉県袖ケ浦市の海浜公園通りの違法駐車・迷惑行為問題を取り上げた。ここは東京湾の青色と青空、通り沿いのヤシ並木の景観が、米カリフォルニアの海岸を思わせることから「千葉フォルニア」とも言われ、SNS上では「映え」スポットとして知られていた。

 SNS上で話題になったこともあり、「映え」写真を求め、車で訪れる観光客が殺到。駐車禁止エリアで車を停め、車が行き交う路上に出て写真を撮影する迷惑行為も目立ってきた。市はヤシの木に「路上駐車禁止」などの警告シートを巻き、〝映えない〟ように見せる作戦に出たが、違法駐車は減ったものの根本的な解決には至ってない。

 迷惑行為をおかしてまで、なぜ「映え」写真を撮るのか。意見を求められた一茂は「承認欲求、自己顕示欲、これらを満たすためにちょっと露出症になりすぎている」と分析。続けて「つまり、〝僕はここにいるんですよ〟とSNSを通じていろんな人とつながりたい。バズりたいとか、映えさせることで、自分の孤独感とか孤立感とか、少し払拭させているところもあるんじゃないですか。すべてがそうじゃないとしても」と持論を展開した。

 なるほど、一理あるようにも思える。ただ、ネット上では「一茂が自己顕示欲を批判するのはどうかと。あなたに言われたくない」などと、一茂こそ自己顕示欲や承認欲求の塊ではないかと言うのだ。

 その後、睡眠をテーマにして特集に移ったとき、一茂が自己顕示欲と承認欲求を満たそうとしたシーンが早くも訪れた。

「夏場、眠るときの理想的な室温についての話題になったときでした。エアコンで25℃に下げるのが理想らしく、コメンテーターのテレビ朝日職員の玉川徹氏も春や秋によく眠れるのは気温が25℃くらいだからだと主張。ところが、一茂は『俺は違うと思う』と否定し、『機械的にエアコンで下げられた25℃と、秋口に涼しくなって25℃になって夜風に当たりながら寝るのは全然違う。夜風はだるくならない』と反論しました。アシスタントの同局・森山みなみアナ、コメンテーターのバイオリニスト・廣津留すみれも一茂の意見に同意。一茂は『3対1だ』と喜び、自分の意見が承認されたことで勝ち誇っていました」(テレビ誌ライター)

 支持されたことで、孤独感や孤立感が払拭できていれば良いのだが……。

(石田英明)

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