武井壮が日ハム選手に伝授した「トレーニング理論」にスポーツ界が熱視線!

 2月2〜3日の2日間、沖縄・名護でキャンプ中の北海道日本ハムで臨時コーチを務めたタレントの武井壮。新庄ビッグボスからの直接のオファーで実現したものだが、走り方など身体の動かし方についてレクチャーしたところ、ほとんどの選手の20m走のタイムが上昇。選手たちから質問攻めにされるなど、異例の臨時コーチ招聘は大好評だったようだ。
 
 じつは、武井がプロ野球の臨時コーチを務めるのは今回が初めてではない。遡ること21年前の01年1〜2月、武井は台湾プロ野球・中信ホエールズ(※08年に解散)のキャンプで臨時フィジカルコーチに就任。その後は本格的パーソナルトレーナーとして活動し、10年ごろまでプロ野球選手やプロゴルファー、陸上選手、競輪選手などの個人トレーナーを務めている。
 
「あまり知られていませんが、武井さんはプロのトレーナーとしての実績も抜群。しかも、タレントとしての経験を活かし、わかりやすい言葉で伝えるコーチング能力にも長けている。スポーツタレントと呼ばれる人は芸能界に数多くいますが、一流の指導者としての実績、能力を備えた人物はほとんどいません。芸能界やスポーツ界でも彼を色モノとして見る人もいるようですが、今回の日ハム臨時コーチで認識を改めるきっかけになったはず」(スポーツジャーナリスト)

 陸上十種競技の元日本王者という経歴は広く知られているが、他にも大学卒業後にプロゴルファーを目指して米国留学の経験があり、40代になってからも世界マスターズ陸上で複数の金メダルを獲得するなど、まさにトップアスリート。また、日本フェンシング協会の現会長として東京五輪の男子エペ団体金メダル獲得をサポートし、本田圭佑が発起人を務めたサッカークラブ「EDO ALL UNITED」(※One Tokyoから改名)の監督も務める。

「確固たるトレーニング理論を持ち、タレントとして忙しい日々を送り、かつ48歳という年齢にもかかわらずあれだけの肉体をキープしている。しかも、日ハムでの指導の様子は動画などで紹介され、プロのアスリートが参考にするレベル。本人が受けるかどうかは別として今回のような臨時コーチのオファーは続くでしょうね」(同)

 スポーツ界からも熱視線の武井壮。仮にタレントとしてのオファーが減っても仕事に困ることはなさそうだ。

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