「世界陸上」後任キャスターは誰? ネットを騒がす意外な俳優の名前も

 今年7月、米オレゴン州ユージーンで開催された「世界陸上2022」で25年間務めた番組メインキャスターから卒業した俳優の織田裕二。長年タッグを組んだフリーアナウンサーの中井美穂も同じく卒業となったが、現時点では後任キャスターは発表されていない。

 今大会は東京五輪同様に1年遅れの延期開催となったが、ハンガリーで開催される次のブダペスト大会は予定通り23年8月に行われる予定。あと1年と迫っており、内々ではすでに決まっていてもおかしくない状況だ。

 そんな中、ネット上ではさまざまな人物が後任キャスター候補として挙がっている。そのひとりが松岡修造。あの熱血応援キャラは番組にはまさにうってつけで、五輪中継では04年アテネ以降の全大会でキャスターを担当している。

「ただ、五輪も含めて松岡さんがスポーツ中継のキャスターを務めるのはすべてテレ朝。当然、局側とは契約を交わしているでしょうし、TBSが中継する世界陸上への出演は非現実的です」(テレビ誌編集者)

 また、“百獣の王”ことタレントの武井壮も忘れてはならない。陸上十種競技の元日本王者で「J-CASTニュース」が実施した後任キャスターにふさわしい人物を尋ねるアンケートではダントツ1位に選ばれている。

「40代になって世界マスターズ陸上で優勝するなど今もアスリートとして現役で、番組MCの経験もある。でも、誰もが予想できる人選なので、織田さんがキャスターに抜擢された時ほどの意外性はありません」(同)

 そうなると前任者に続いて俳優をキャスターに起用する可能性もあるかもしれない。

「個人的に注目しているのは綾野剛さん。中学時代は800メートルで県大会優勝、高校時代も準優勝しています。普段はクールな印象ですが陸上の話になると熱血キャラになり、21年1月放送の『ウチのガヤがすみません!』(日本テレビ系)では箱根駅伝の中継を見るたびに感動して泣いていると語っていました。放送中の『オールドルーキー』など多数のTBSドラマに出演して関係も良好ですし、まったくない話ではないと思います」(同)

 アッと驚くサプライズ抜擢はあるのか、アシスタントの人選を含め今後の展開に注目したい。

スポーツ