「十種競技で勝負してみろ!」武井壮の逆ギレに「論点ズレすぎ」と失望の声

 まさに空中戦の様相!? 元K-1トップファイターで格闘家の平本蓮が「とりあえず武井壮は黙って偉い奴の靴の裏舐めとけばいいんだよ」とツイート。これはタレントの武井壮がライブ配信で「日本の全アスリートが全員格闘技始めたら、今のチャンピオン全員変わると思うぜ」と発言したことに対する捨てゼリフ。この挑発がよほどカチンと来たのか、今度は武井がやや冷静さを欠いた反論をして失笑を買っている。

「武井さんの主張に対して、平本さんは『運動神経がよくてスポーツはできても、真っ向からファイトできる勇敢な人は少ないと思う。誰にでも格闘技の技術は身につけられるけどファイトする気持ちは生まれ持った才能でしかないと思う』と持論を展開。この後に“靴の裏舐めとけ”のフレーズが投稿されたのですが、世間の評価は意外にも、武井さんの自説に疑問を抱く声が多いようです」(エンタメ誌ライター)

 曰く、「日本の全アスリートが全員格闘技始めたら…って前提が無意味すぎる」「全人類がサッカーはじめたらメッシを超える人がいると言ったところで世界中が笑うだけだと思うけど」「コンタクトスポーツが嫌いな人もいるし全アスリートって…何が言いたいの?」「それを言い出したらアスリートも格闘家も、学者だって芸術家だって、すべての人間が目指したら総入れ替えだ」など、首をかしげる意見が多い。

 このムードに気づいたのか、武井は11日に自身のツイッターを更新したのだが、これが火に油を注ぐことに。

「武井さんは『格闘技ファンが噛み付いてるオレの発言の悪意ある切り抜きはこの動画の後半の発言を抜き出したものかな?』と恣意的な抽出により趣旨が伝わらなかったことを仄めかし、『オレは格闘家も格闘技もアスリート達もみんなリスペクトだし、そして自分なら勝てない、と諦めず勝てるように努力すると思ってるからスポーツやってんだよ』と説明。続けて『あとさ、格闘技で戦わなきゃ違う目標や競技に向かってる人間を認めないようなやつがリスペクトがねえんじゃねえの? じゃ、お前らもオレと十種競技勝負してみろ、勝てねえから。オレに格闘技やれってのはそう言う事、当たり前だろ? でも本気でやりゃ可能性が生まれる、戦うってそういうことだろ?』と猛反撃。これが失笑を浴びているようなのです」(同)

 全アスリートが格闘技をやればチャンピオンが変わると意見しながら、自身のテリトリーである十種競技で勝負したら自分には勝てないという怒とうの主張。この、誰もが首をひねってしまいそうな論理矛盾には、総ツッコミが。SNSでは「武井さんは自分が間違ってたと気づいて逆ギレしてるだけ」「十種競技は関係ないんじゃないですか?」「火のないところに自分で火を点けて何を言ってるのか」など、武井に呆れる声が目立つ。

 以前も武井は「元カノが某芸能人の嫁になった」と発言して猛批判されたあげく、翌日に意図不明のツイートをして再炎上したことも。現在は日本フェンシング協会会長という要職にあるだけに、言葉にはもう少し注意したほうがよろしいかと。

(飯野さつき)

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