あの騒動で共演者にはイジりにくい空気が…。
アンジャッシュの児嶋一哉が1月25日に放送されたバラエティ番組「ザ！世界仰天ニュース」（日本テレビ系）に出演。自身の持ちネタが飽きられ始めていることに焦りを露わにする場面があった。
再現VTRの中で「やってはいけないこと」というワードが出た流れから、番組MCの中居正広は「どうですか、児嶋さん。『大島』とか、もう言われない? （大島さんって言ってくる人）まだいるの？」と、児嶋の鉄板芸でもある“大島さん呼び”を、あたかもやってはいけないこととみなしてトークを展開。
これに児嶋は「めちゃくちゃいます。いるに決まってんだろ!」と、恒例のキレている風を装って反論したが、中居は「オレ、しばらくやってないと思うよ」と自身はもう大島さんイジリを封印していることを説明。
そんな中居に共演者の陣内智則も「確かにもう、ちょっと恥ずかしいですよね？」と同調。続けて「もうあの遊び飽きたな」と、大島さんイジリをオワコン扱いすると、児嶋は「こら！ それで食ってんだから!!」とツッコんだ。
それでも中居は陣内のコメントに便乗して、大島さんイジリをすることが恥ずかしく思えてきたと伝えると、児嶋は「そうなったらもう終わりなんですよ、これ。ちゃんとやってくんないと。“伝統芸能”だと思って…」と必死に説得し、スタジオでは笑いが起こっていた。
とはいえ、軽くスベっている様子もクスッと笑える芸ではあるだけに、大島さんイジリは今後もまだまだバラエティで見られる機会はあるだろう。
ただ児嶋といえば、先日、有吉弘行と一悶着あったこともあり、今回のやりとりを見た視聴者からは「有吉との一件でなんとなくイジっちゃまずい空気があるよね」「有吉のイジりにツイッターでキレてるの見てから、児嶋さんがテレビでイジられてても笑えなくなった」などといったコメントも見られている。
「有吉が1月16日に放送されたラジオ番組『有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER』（JFM）の中で、児嶋のYouTubeチャンネルを軽くディスっていたことを耳にした児嶋は、同日中にツイッターで『有吉クソみたいなYouTubeって言ってるの? スタッフと頑張ってやってるんだけど、、何でも言っていいと思ってるのかな?』と、怒りのツイートをしたことが話題になりましたね。翌日にはそのツイートも削除され、お騒がせしたことを謝罪していたものの、ツイッターでブチ切れるという行為に違和感を覚えた人も多いようで、“児嶋＝気難しい人”というイメージも定着しつつあります。
実際、有吉も同ラジオの23日放送回では『児嶋さんも児嶋さんで、その日の機嫌もあるから。いつもはいいんだけど。いつもはどんだけイジっても優しく許してくれる人なんだけど、機嫌が悪い日もある。書き込み見てイラッとする日もあるから、児嶋さんに関しては一応確認する。〈リスナーがこういうこと書いてきますけど、今日いけますか？〉って聞いた方がいいよね』とコメントしており、児嶋イジリには細心の注意を払わなければいけないと感じたようです。後輩芸人にしても大島さんイジリぐらいは出来たとしても、オリジナルでイジろうものならば、どこでマジギレされるか分かりませんから、今までのように気軽にイジるのは難しくなったことでしょう」（エンタメ誌ライター）
児嶋としてもイジってもらいたいのであれば、おおらかな人間であることをアピールし、“イジりウェルカム”であることを示す必要があるのでは?
（田中康）
