カンニング竹山「山口真帆をハロプロに」が物議もアイドルの移籍は大アリだった

 カンニング竹山の発言に、アイドルファンからの批判が集まっているようだ。

 4月22日放送の「AbemaPrime」(AbemaTV)にて竹山は、NGT48からの卒業を発表した山口真帆について「なんとかしてハロプロとか入れないんですかね?」と提案。その声に対して当のハロプロファンから「ハロプロなめんな!」との反発が続出しているという。

「今でこそ48グループのほうが規模は大きいものの、“ハロプロ”ことハロー!プロジェクトはモーニング娘。を育て上げ、グループアイドルというジャンルを確立した芸能界の一大勢力。ハロプロ研修生から他のグループに転身したアイドルも多く、人材を送り出すことはあっても、受け入れることはありえません。もちろん竹山もそれを承知の上での発言でしょうが、ファンからの反発を受けるのはやむを得ないでしょう」(アイドル誌ライター)

 ただハロプロという固有名詞を出した点はマズかったものの、竹山の提案自体は決して実現不可能なものではないという。現在のアイドル界には、元48グループ所属というメンバーが何人もいるからだ。アイドル誌のライターが続ける。

「世界最大のアイドルフェス『TIF』に8年連続で出場している『愛乙女☆DOLL』(ラブリードール)には、AKB7期研究生だった上遠野瑞穂(現・愛迫みゆ)と8期研究生の佐野友里子、そして元NMB1期生の太田里織菜が所属。同グループには48から推し変したファンも少なくありません。また大手事務所では、エイベックスの老舗アイドルグループ『SUPER☆GiRLS』に、AKB10期研究生の金沢有希(現・金澤有希)が昨年12月に加入。その金澤は13〜18年に同じエイベックスの『GEM』(18年3月に解散)でリーダーを務めていました。ローカルアイドルでは名古屋で17年まで活動していた『CAMOUFLAGE』に、元SKE1期生の山下もえが所属。あと変わり種ではNMB1期生の小谷里歩(現・三秋里歩)が現在、吉本坂46で活躍しています」

 ほかにもAKB8期の鈴木まりやは、AKB楽曲を多数手がける井上ヨシマサがプロデュースする「卒業☆星」に加入し、4月にデビューしたばかり。チーム8の早坂つむぎは、秋元康氏が仕掛けるガールズバンドの「ザ・コインロッカーズ」にて6月にデビューCDをリリース予定だ。

「現在のアイドル業界なら、山口真帆を受け入れるグループはいくらでもあるはず。もしくは彼女自身が旗振り役となってメンバーを集め、新グループを作ることも可能でしょう。その場合、最初は小さなライブハウスからの再出発になりそうですが、ひとたび人気が出ればすぐ表舞台に出られるのがアイドルのいいところ。彼女の再起を待ち望んでいるファンは少なくないはずです」(前出・アイドル誌ライター)

 アイドルのセカンドライフに注目したい。

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