ヒルナンデスがバイキングに圧勝!南原清隆と坂上忍、明暗分けた「裏の顔」

 南原清隆は笑って、坂上忍は泣いたか。4月25日発売の「女性セブン」が、バラエティ番組「ヒルナンデス!」(日本テレビ系)と「バイキング」(フジテレビ系)の明暗が分かれたと報じた。

「バイキング」といえば、ときには炎上するものの、MCを務める坂上の忖度のない発言が評価されてきた。ところが、3月12日に法律違反の薬物使用の疑いで逮捕された電気グルーヴ・ピエール瀧被告の事件を取り上げた頃から、雲行きが怪しくなってきたと同誌は指摘。「バイキング」では瀧被告の相棒である石野卓球のツイートを疑問視するなど、電気グルーヴに批判的な見解を示すことが多く、それが〝やりすぎ〟だと視聴者から反感を買ったというのだ。

「瀧被告に関して、石野は4月4日のツイッターで『えー!? 死刑じゃないの?』と、ふざけているとも思われるコメントをしました。しかしファンからすれば、昔から石野はこんな感じです。にもかかわらず、坂上は石野のツイートをいたずらに批判。さすがにファン以外の視聴者も次第に嫌悪感を抱くようになり〝バイキング離れ〟が起こったのではないでしょうか」(テレビ誌ライター)

 一方、調子を上げてきたのが、穏やかなイメージの南原がMCを務める「ヒルナンデス!」。坂上の好戦的な態度が目立つ「バイキング」より、グルメなどソフトな話題を取り上げる「ヒルナンデス!」のほうが視聴者は落ち着けると判断したようだ。同誌によると、3月の視聴率は「ヒルナンデス!」が「バイキング」に全勝、4月も優勢だという。まさにMCの正反対の態度が明暗を分けたようだが、この2人、〝裏の顔“も真逆だとテレビ誌ライターは明かす。

「2016年4月21日発売の女性セブンが、『バイキング』を降板したレギュラー出演者が異常に多いことを報じました。14年4月に放送を開始して以来、2年間で31人が降板したようです。ウィキペディアで調べると、現在まで50組56人が降板していました。降板者が多い原因の1つは、坂上の尊大さにあると同誌は指摘しています。一方、『ヒルナンデス!』では、3月27日放送でお笑いコンビ・ハリセンボンが卒業を発表したときのこと。コンビの1人の近藤春菜は、南原が毎週水曜日に最新刊のマンガを差し入れてくれるなど、スタッフや出演者らに気遣いを見せていることを明かしていました」

 ふだんの行いは、番組の視聴率にも表れるようだ。

(石田英明)

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