長嶋一茂が「いつ芸能界を辞めてもいい」と言うほど稼いでいる投資術

 コメンテーターとして大ブレイクした、元プロ野球選手でタレントの長嶋一茂。自由奔放な発言がときには問題視されるが、本人はお構いなし。きわどい発言が原因で芸能界を辞めることになっても、金には困らないからだ。

 一茂の気になる〝収入源〟は、これまで妻には秘密のようだった。2018年6月6日放送のバラエティ番組「梅沢富美男のズバッと聞きます!」(フジテレビ系)に出演した一茂は、妻には内緒で不動産、株、ファンドなどの投資で稼いでいることを明かした。

「いつ芸能界を辞めてもいいように、4~5年前に一茂は自分流のシステムを確立し、かなりのリターンを得ていると語っていました。だから、芸能界にしがみつく必要はなく、奔放な発言が飛び出すようになったわけです」(芸能記者)

 一体、どんな手法で稼いでいるのか。わずかではあるが、手がかりがあった。

 3月6日放送のバラエティ番組「ザワつく!一茂良純時々ちさ子の会」(テレビ朝日系)で、ネット社会についてトークを展開中、なぜか一茂は「俺は株をやる投資家だから儲けしか考えてない。儲けるには、みんなが張るところと逆に張る」と、自身の投資方法を力説したのだ。

「逆張りとは、株価が適正水準よりも大きく下落したときに買いを入れて、その後、大きく上昇したときに売る手法です。株を安く買って、高くなってから売るので大きな利益を得られます。ただ、下落場面で買っても、株価がさらに下がれば、マイナスに転落するデメリットもあります。一茂さんの場合、自分なりに定めた一定基準まで下がれば、高い確率で上昇するというシステムを数年かけて構築したのではないでしょうか」(経済誌ライター)

 投資の世界では「人の行く裏に道あり花の山」という格言がある。人と同じことをしても大した利益は出ないが、反対のことをすれば大きな成功が得られることもある、という意味だ。いたずらに逆張りをするのは危険だが、一茂がちょっと羨ましくなってきた。

(石田英明)

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