「完成度の高さでいえば地上波のドラマを優に超えています。ストーリー序盤でとくに圧巻だったのは主人公たちが渋谷駅前のスクランブル交差点に立ちすくむシーン。世界が変貌して、そこにはまったく人がいない異様すぎる渋谷の光景が…。おそらくどこか巨大なセットで撮影して、CGで合成したものだと思いますが、改めてネット配信ドラマのクオリティの高さに感心させられました。1本あたりの製作費が1億円と聞いても驚きません」
ドラマウォッチャーが賛辞を送るのはNetflixで配信中のオリジナル作品「今際の国のアリス」。山﨑賢人(26)演じるゲーマーのアリスが異次元の東京に放り込まれ、命を賭けた“げぇむ”に参加しながら、機転と根性で乗り越えていくサバイバルSFサスペンス大作だ。本作でアリスに救いの手を差し伸べるヒロイン・ウサギ役で華を添えているのが土屋太鳳(25)だ。
「土屋さんは運動神経バツグンのクライマー美女という役どころ。異世界に巻き込まれる前、プロの登山家である父親とロッククライミングに興じるシーンでは驚異の身体能力を発揮。スルスルと岩肌をのぼっていくシーンに感銘を受けたファンは多いのでは…。また、気になるのが、劇中の衣装。異世界が夏の温度設定になっているせいか、タンクトップ一枚というシーンがやけに多いんです。トレーニング後に汗でベットリと濡れたシーンは、大人の色香にあふれ、アングルによっては美バストの渓谷がチラチラ見えるのも、ひとつの醍醐味と言えるかもしれません」(ネットライター)
このSF大作がいつ撮影されたのかは不明だが、土屋の引き締まったボディは“コロナ太り”とは無縁の仕上がりを見せている。本作を鑑賞した芸能記者が語る。
「これまで授賞式のパーティーなどでドレスアップした土屋さんを何度か取材しましたが、形のいいバストで有名。ⅮともEとも噂されたそのボリューム感は報道陣の間でも有名でした。ところが今回の『今際の国のアリス』ではその巨胸ぶりは鳴りをひそめています。エピソード4では地下の高速道を全力疾走するシーンが何度も流れるのですが、土屋さんにしては“バスト揺れ”がそれほど目立ちませんでした。ストイックなキャラクターを印象づけるために、あえてサラシのようなアンダーウェアで締めつけている可能性を指摘する声もあがっています」
現在、Netflixの人気作BEST5に食い込んでいる「今際の国のアリス」。わかりやすく言えば「カイジ」や「ライアーゲーム」に残酷描写を加えた謎解きSFホラーといったところだろうか。時には目を背けたくなるようなシーンもあり、地上波では放送NG扱いになりそうだが、土屋太鳳の美ボディが唯一の“癒し”となっているようだ。