歌手の青山テルマがバラエティ番組やSNSでの武闘派発言でで存在感を増している。もともと青山は「お笑いが大好きでリスペクトしていたので出演オファーを断っていた」というから、本人も誇らしいところだろう。
一方、本業の歌手の方は、昨年9月に発売したデビュー10周年アニバーサリーアルバムは、発売週のオリコン週間アルバムランキングで65位。今年7月25日発売のアルバム「HIGHSCHOOL GAL」も苦戦中だ。
ところが、そんなテルマは「日本でもっとも売れた着うたフル楽曲」というギネス記録を持っている。青山テルマfeat.SoulJa名義でリリースされた「そばにいるね」で獲得した栄冠で、この曲だけで200万超えのダウンロードを達成している。
さて、音楽系の「ギネス記録」で言えば、昨年「ペンパイナッポーアッポーペン」で一大ブレイクしたピコ太郎の「アメリカ合衆国のBillboard Hot100にチャートインした作品の中で、1曲の長さが最短(45秒)」というのが記憶に新しいが、遡れば1999年、TBSの「オールスター感謝祭」の企画で放送中にCD制作をし、「ジャケット撮影やレコーディング・CD完成までの時間が4時間28分」でギネス認定されてしまった島崎和歌子(Risky名義)や、1992年に100歳の誕生日を記念してラップを発表し、「世界最年長ラッパー」としてギネス認定を受けた「きんさんぎんさん」も味わい深い。
その他、AKB48が「世界一人数の多いポップグループ」(88人)、SKE48が「最も多くミュージックビデオが収録されたアルバム」(63曲)に認定されている。
有名どころではKinKi Kidsの「デビュー以来シングル39曲連続オリコンチャート1位」(更新中)や、ジャニー喜多川社長の「もっとも多くのコンサートをプロデュースした人物」「最も多くのチャート1位シングルをプロデュースした人物」などもある。
日本のエンタメ界の奥深さを感じずにはいられない!?